福島県立医科大学/2026年度/前期
福島県立医科大学 2026年 数学 第1問解答・解説
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1問題
以下の各問いに答えよ。
(1) 企業 は生産者から農産物 を仕入れ、その仕入金額の1.2倍の金額で企業 に販売している。さらに企業 は仕入金額の1.2倍の金額で企業 に販売している。以下同様に売買が繰り返され、最終的に企業 は仕入金額の1.2倍の価格で消費者に販売している。消費者の購入金額が の仕入金額の3倍以上になる最小の自然数 を求めよ。ただし、企業 の仕入金額は正の値であり、 とする。
(2) は自然対数の底とする。放物線 と曲線 は接している。定数 の値を求めよ。また、 と で囲まれた図形を 軸のまわりに回転してできる回転体の体積を求めよ。
(3) であるとき、 であることを示せ。
(4) 平面上の点 が一直線上にないとき、 の面積を と表す。 が一直線上にあるときは とする。 である の辺 の中点をそれぞれ とする。点 が の辺および内部を動くとき、 の最大値と最小値を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- 体積 最大値 3/4、最小値 1/4
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) 企業 の仕入金額を とする。各企業から次の企業への販売および最終消費者への販売のたびに金額は 倍になるから、消費者の購入金額は である。したがって 与えられた値から なので、。よって最小の自然数は である。
(2) 接点の 座標を とする。 は放物線なので であり、 では両曲線の値が異なるから である。接点での関数値と導関数を等しくすると 後式から であり、これを前式に代入して このとき接点は である。 では囲まれた部分の水平断面は半径 の円盤となる。 では、曲線を について解くと が 、 が であり、水平断面を回転した断面は外半径 、内半径 の円環となる。左右の部分は回転後に同じ円盤または円環を作るので、体積は
(3) とおくと であり、 である。 では不等式が成り立つ。 ではラジアンにおける より 一方、 では かつ ()だから 以上より、指定された区間全体で不等式が成り立つ。
(4) からへの高さを、からへの距離をとおく。は三角形の周・内部を動くので。同じ底辺を用いるとであり、三角形の分割から。 は辺の中点だから、底辺の比より はと平行で長さはその半分、からの距離はである。従ってからへの距離は。を用いると よって 最大値は(が辺上)、最小値は(が三角形の周・内部)である。
この問題で使う考え方
- 常用対数
- 接点条件
- 水平断面積
- 場合分け
- 三角形の底辺と高さ
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