東京慈恵会医科大学/2011年度/2/6
東京慈恵会医科大学 2011年 数学 第2問解答・解説
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1問題
は を満たす定数とする。 平面上に長さが1の線分 がある。点 は 軸上を動き、点 は 軸上を動くとき、線分 を に内分する点の軌跡を とする。このとき、次の問いに答えよ。
(1) 曲線 の方程式を を用いて表せ。
(2) 点 から にひいた2本の接線が直交するような の値を求めたい。
(i) 条件を満たす2本の接線の一方が直線 となることはない。その理由を述べよ。
(ii) の値を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
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3解答
解答を見る途中式つきの解答
第2問
とおく。 より とする内分点を とすると、内分点の公式より
(1)
であり、 だから分母は0でない。これを に代入して 逆にこの式を満たす任意の に対し とおけば となるので、これは軌跡の 必要十分条件である。
(2)(i)
楕円の半径を と書く。 で である。もし直線 が楕円の接線なら、楕円の垂直接線は なので、 より 、すなわち である。この垂直線と直交する直線は水平である。 楕円の水平接線は だから、点 を通る水平接線があるなら より でなければならない。 しかし (等しいと仮定して整理・平方すると となる)ので、条件を満たす2接線の一方が指定の垂直線と なることはない。
(2)(ii)
傾きが有限の直線 が楕円 に接するための条件は、代入して得るの二次方程式の 判別式が0となることであり、 である。点 を通るとき だから、接線の傾き は を満たす。 より、直交する2接線はいずれも垂直ではないから、 その傾きを とできる。係数と解と係数の関係から 直交条件 は と同値である。ここで よって 従って候補は である。これらでは はそれぞれ で0ではない。また傾き方程式の 判別式はそれぞれ と正なので、各場合に異なる実数傾きの 接線が2本存在し、その積が である。従って両方とも条件を満たす。
自己検算
・ 内分比が なので となり、軌跡式の 係数は に 、 に が対応する。
・ 得られた はともに を満たす。対応する楕円で点 は 外部にあり、実際に接線傾きの判別式も正である。
・ では傾き方程式は (分母を払った形)で 根の積は 。 では で同じく根の積は 。いずれも交わる接線は直交する。
この問題で使う考え方
- 内分・外分点
- 楕円
- 軌跡
- 二次方程式の判別式
- 解と係数の関係
- 直線の方程式
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