東京慈恵会医科大学/2025年度/前期
東京慈恵会医科大学 2025年 数学 第3問解答・解説
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1問題
自然数 は2以上の定数とする。平面上で不等式 の表す領域を とする。自然数 は,円 が領域 に含まれるような最大のものとするとき,次の問いに答えよ。
(1) を を用いて表せ。
(2) (1) のもとで,関係式 をみたす互いに異なる素数の組 のうち, の値が最小となるものを求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
円周上での二次式を平方完成して最大半径を決定し、素数の範囲を絞って有限場合分けする。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1)(2)
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) 円上の点について とおくと、 である。よって のとき、平方の項は0以上であり、 したがって、この円は領域 に含まれる。
一方、自然数 に対して とすれば、 なので は実数であり、円上の点 が存在する。その点では平方の項が0となり、 したがって の円は に含まれない。よって最大の自然数は である。
(2) (1)より すなわち、 とおくと は異なる素数なので である。 と仮定すると だから、素数 は のいずれかである。それぞれの場合、 を満たす と は次のとおり。 表のうち素数となり得るのは、 または だけである。しかし、前者では 、後者では となり、いずれも素数ではない。従って は不可能である。
とすると は素数であり、 を満たす。 は互いに異なる素数なので、求める組は である。
この問題で使う考え方
- 対偶・背理法による証明
- 円の方程式
- 不等式の表す領域
- 約数・倍数
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