直線 x+y=s0 と楕円の交点では y=s0−x である。これを楕円の式に代入すると 25x2−30s0x+12s02=4 を得る。2交点の x 座標を x1,x2 とすると、解と係数の関係より x1+x2=56s0。したがって交点の中点 (xm,ym) は xm=53s0,ym=s0−xm=52s0 を満たすから xm−23ym=0。よって ア=3, イ=2。
s=x+y, t=x−23y とおくと、逆に x=53s+2t,y=52s−2t. これを楕円の左辺に代入して整理すると 7x2−6xy+12y2=3s2+4t2, ゆえに C′:s2+34t2=34. したがって ウ=4, エ=3, オ=4, カ=3。
∣s∣≦1 では楕円の上側・下側の境界は t=±1−43s2 だから、s を固定したときの t 方向の幅は 21−43s2=3(34−s2). よって積分は キ=3, ク=4, ケ=3 に対応する。積分値を求めるため s=32sinθ とおくと、s=−1,1 はそれぞれ θ=−3π,3π に対応し、ds=32cosθdθ である。したがって ∫−114−3s2ds=34∫−π/3π/3cos2θdθ=34[2θ+4sin2θ]−π/3π/3=1+943π. 従って コ=4, サ=3, シ=9, ス=1。
面積の倍率を調べる。(s,t) 平面の単位正方形の辺は、(x,y) 平面では (53,52) と (52,−52) を辺ベクトルとする平行四辺形に移る。その面積は 53(−52)−5252=52 なので、(s,t) 平面の面積に掛ける倍率は 52。よって 0≦s≦1, 0≦t≦1 に対応する面積は セ/ソ=2/5 であり、求める部分の面積は S=52(1+943π)=4583π+52. したがって タ=8, チ=3, ツ=4, テ=5, ト=2, ナ=5。
最後に元の楕円全体についても確認する。3s2+4t2≦4 の全域での t 方向の幅は 4−3s2、s の範囲は −2/3≦s≦2/3 である。同じ置換 s=32sinθ により、(s,t) 平面での面積は ∫−2/32/34−3s2ds=34∫−π/2π/2cos2θdθ=32π. これに面積倍率 2/5 を掛けると、元の楕円の面積は 1543π。よって ニ=4, ヌ=3, ネ=1, ノ=5 である。