順天堂大学/2011年度/1/26
順天堂大学 2011年 数学 第III問解答・解説
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1問題
次の問いに答えよ。
(1) 剰余の定理を記せ。
(2) 剰余の定理を証明せよ。
(3) 整式 について剰余の定理を使い,次のことが成立することを示せ。整式 において が方程式 の解であるならば, は で割り切れる。
(4) 整式 において ならば, は で割り切れることを示せ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
多項式を一次式 x−a で割った形に書き、代入によって余りを特定する。根の場合は余りが0になることを使い、重根条件では一度得た因子を取り出して微分した式に再び剰余の定理を適用する。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) (余りは f(a)) (2) と置き を代入 (3) (4)
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) 整式 を で割った商を 、余りを とする。余りの次数は1未満なので定数であり、割り算の等式は と書ける。ここで を代入すると 。したがって、整式 を で割った余りは である。
(2) 整式の割り算により ( は整式、 は定数)と表される。両辺に を代入すると となる。よって余りは であり、剰余の定理が示された。
(3) が の解ならば 。剰余の定理によると、 を で割った余りは0である。したがって、ある整式 が存在して と書ける。ゆえに は で割り切れる。
(4) なので、(3)よりある整式 を用いて と書ける。これを微分すると であるから、 を代入して を得る。仮定 より 。再び (3) を に適用すると、ある整式 が存在して と書ける。したがって すなわち は で割り切れる。
この問題で使う考え方
- 剰余・因数定理
- 微分係数と導関数
- 多項式の導関数
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