順天堂大学/2018年度/前期
順天堂大学 2018年 数学 第I問解答・解説
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1問題
に適する解答をマークせよ。ただし、同一問題で同じ記号のがある場合は同一の値が入る。
(1) 円 の中心は直線の上にある。この円と直線が接するのは、またはのときであり、これらの直線と円の接点をそれぞれとすると直線の傾きはである。また、線分の長さが3になるのは のときである。
(2)(a) 13を11で割ったときの余りは2であり、を11で割ったときの余りは4である。また、1020を11で割ったときの余りは8であり、を11で割ったときの余りはである。 (b) 最大公約数が、最小公倍数がであり、を11で割ったときの余りが10であるような自然数がある。積を11で割ったときの余りはとなる。を11で割ったときの余りはとなり、を11で割ったときの余りはとなる。をそれぞれ11で割ったときの余りを小さいほうから順に並べるととなる。
(3) 原点を中心とする半径1の円がある。伸び縮みしない長さの糸が一端を点に固定され、点から時計回りに円に巻き付けられている。はじめ、糸のもう一方の端点は点にある。糸を張ったままほどくと、糸の一部は円の円周上にあり、糸の残りの部分は直線状になる。図のように少しほどいたときの円周上の部分と直線状の部分の境の点をとする。

このとき と表すことができ、とすると である。がとなるまでほどいたとき、点のえがく曲線の長さは となる。ここでである。したがって、糸がちょうどほどき終わるまでに点のえがく曲線の長さをとすると、である。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
円の標準形と点から直線への距離、法11の合同式、糸の接線方向を使った媒介変数表示の微分で各空欄を求めた。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) (2)(a) (2)(b) (3)
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) 平方完成すると であり、中心は、半径はである。中心の座標から、中心は上にある。 直線が円に接する条件は、中心から直線までの距離が半径に等しいことである。よって したがって接線の傾きは。傾き0の接点はである。もう一方の直線の方向ベクトルをとすると、中心のこの直線への正射影は ゆえに より。 (2)(a) だから (2)(b) とおき、とする。最大公約数・最小公倍数の条件からである。法11で またより したがって よって、またから、すなわち。従って さらになので、小さい順に。 (3) における円の半径の方向角はである。糸は図のようにから時計回り向きの接線に沿って伸びるため、その単位方向ベクトルの方向角は。従って指定の範囲ではである。式を具体化すると 微分してとなるので、で速さは したがって曲線の長さはで、。糸がすべてほどけると、残る円周上の糸の長さが0となる。ほどけた直線部分の長さは、糸の全長はなので終点では。従って全曲線長は、ゆえに。
この問題で使う考え方
- 円の方程式
- 直線の方程式
- 座標による距離
- 約数・倍数
- 曲線の媒介変数表示
- 不定積分
- 三角関数の微分
- 曲線の長さ
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