日本大学/2017年度/A
日本大学 2017年 数学 第3問解答・解説
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1問題
原点 の座標平面上に,円 と円 がある。動点 は円 上を,時刻 で点 から出発し,角速度 で反時計回りにまわる。一方,動点 は円 上を時刻 で点 を出発し,角速度 で時計回りにまわる。ここで角速度とは1秒間に回転する角度の大きさを表すものとする。以下の問いに答えなさい。
(1) 動点 と動点 の距離が最短となるとき, の座標は であり, である。
(2) 動点 と が時刻 で同時に出発してから,(1)の状態に初めてなるのは 秒後である。
(3) 円 と円 の共通接線のうち,第1象限を通りかつ傾きが より大きいほうを とする。 と円 との接点を , の中心を とする。 と のなす角を とするとき, である。また, の傾きは であり,直線 と の交点の座標は である。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
円周上の点の距離の下限と等号条件、角速度を用いた角度の合同条件、直線と円の接線条件を用いる座標幾何で解いた。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) OS=6 である。三角不等式から となる。等号は、 が と同じ向きで、 が逆向きのときに成立する。このときそれぞれの偏角は 、 だから、
(2) (1)の最短状態では、 の偏角が である。角速度より 、すなわち (整数 )となる。また、 の偏角は なので、(整数 )が同時に必要である。前式を代入すると よって であり、 で最小のものは 。したがって初めて最短状態となるのは 秒後である。
(3) 共通接線を 、 とおくと、円 への接線条件から 、円 への接線条件から である。符号を場合分けし、平方後に元の符号条件も確かめると、候補は となる。第1象限を通り、かつ傾きが より大きいのは である。従って、 は と のなす角の正接である。直線の単位法線を とすると であり、内積は正だから また との交点は、 より 、 である。
この問題で使う考え方
- 座標による距離
- 一般角と弧度法
- 約数・倍数
- 直線の方程式
- 円の方程式
- ベクトルの内積
- 三角比と相互関係
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