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秋田大学/2002年度

秋田大学 2002年 数学 第1問解答・解説

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1問題

秋田大学2002年度第1問

平面上に2点A(4, 2), B(3, -1)と直線 l:x−2y+5=0l: x - 2y + 5 = 0 がある。次の問いに答えよ。

(i) 線分 AB の垂直 2 等分線と直線 l との交点 Q の座標を求めよ。

(ii) 2 点 A, B を通り, 直線 l に接する円の方程式を求めよ。

(iii) 点Pが直線l上を動くとき, ∠ APB の最大値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

座標を用いて(i)垂直二等分線と直線の交点、(ii)円の中心を垂直二等分線上においた接円条件、(iii)直線上の点を媒介変数表示した角の正接の上界を順に求める。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (i) Q=(−1,2),(i)\space{}Q=(-1,2),
    (ii) (x−2)2+(y−1)2=5, (x−14)2+(y+3)2=125,(ii)\space{}(x-2)^2+(y-1)^2=5,\space{}(x-14)^2+(y+3)^2=125,
    (iii) max⁡∠APB=45∘=π4\displaystyle (iii)\space{}\max\angle APB=45^\circ=\frac{\pi}{4}

4解答

解答を見る途中式つきの解答

(i) A,BA,B の中点を M=(72,12)\displaystyle M=(\frac72,\frac12) とすると、ABAB の傾きは 33 だから、垂直二等分線は y−12=−x−723,すなわちx+3y=5.\displaystyle y-\frac12=-\frac{x-\frac72}{3}, \qquad\text{すなわち}\qquad x+3y=5. これと ℓ:x−2y+5=0\ell:x-2y+5=0 を連立して Q=(−1,2)Q=(-1,2) を得る。

(ii) 円の中心 OO は垂直二等分線上にあるので、O=(72−3s,12+s)\displaystyle O=(\frac72-3s,\frac12+s) とおく。このとき OA2=52+10s2\displaystyle OA^2=\frac52+10s^2、また OO から ℓ\ell までの距離の2乗は dist⁡(O,ℓ)2=(15/2−5s)25=5(32−s)2.\displaystyle \operatorname{dist}(O,\ell)^2=\frac{(15/2-5s)^2}{5}=5\left(\frac32-s\right)^2. 接する条件 OA=dist⁡(O,ℓ)OA=\operatorname{dist}(O,\ell) より 52+10s2=5(32−s)2.\displaystyle \frac52+10s^2=5\left(\frac32-s\right)^2. したがって 4s2+12s−7=0.4s^2+12s-7=0. よって s=12,−72\displaystyle s=\frac12,-\frac72。各中心は (2,1),(14,−3)(2,1),(14,-3)、半径の2乗はそれぞれ 5,1255,125 なので、円の方程式は (x−2)2+(y−1)2=5.(x-2)^2+(y-1)^2=5. と (x−14)2+(y+3)2=125.(x-14)^2+(y+3)^2=125.

(iii) P=(2t−5,t)P=(2t-5,t) とおき、 u=PA→=(9−2t,2−t),v=PB→=(8−2t,−1−t).\mathbf u=\overrightarrow{PA}=(9-2t,2-t),\qquad \mathbf v=\overrightarrow{PB}=(8-2t,-1-t). とする。内積 u⋅v=5(t2−7t+14)=5((t−72)2+74)>0\displaystyle \mathbf u\cdot\mathbf v=5(t^2-7t+14) =5\left(\left(t-\frac72\right)^2+\frac74\right)>0 なので、角 θ=∠APB\theta=\angle APB は鋭角である。2つのベクトルの成分を計算すると ∣uxvy−uyvx∣=5∣t−5∣.|u_xv_y-u_yv_x|=5|t-5|. だから tan⁡θ=∣t−5∣t2−7t+14.\displaystyle \tan\theta=\frac{|t-5|}{t^2-7t+14}. t≦5t\le5 のとき (t2−7t+14)−∣t−5∣=(t−3)2≧0;(t^2-7t+14)-|t-5|=(t-3)^2\ge0; t≧5t\ge5 のとき同じ差は (t2−7t+14)−∣t−5∣=(t−4)2+3>0.(t^2-7t+14)-|t-5|=(t-4)^2+3>0. したがって tan⁡θ≦1\tan\theta\le1。等号は t=3t=3 で成立し、このとき P=(1,3)P=(1,3)。ゆえに最大角は arctan⁡1=45∘=π4\displaystyle \arctan1=45^\circ=\frac{\pi}{4}。

この問題で使う考え方

  • 三角比と相互関係
  • 円の方程式
  • 座標による距離
  • 直線の方程式
  • ベクトルの内積
  • ベクトルによる図形の考察

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