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秋田大学/2002年度

秋田大学 2002年 数学 第2問解答・解説

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1問題

秋田大学2002年度第2問

次の問いに答えよ。

(i) 複素数平面上に直線 l:2x+3y−5=0l: 2x + 3y - 5 = 0 がある。ll 上の任意の点を zz で表す。z=x+yiz = x + yi と, zz に共役な複素数 zˉ=x−yi\bar{z} = x - yi がみたす関係式を

αˉz+αzˉ−10=0\bar {\alpha} z + \alpha \bar {z} - 10 = 0

の形に表せ。ただし, i は虚数単位であり, α は複素数の定数である。

(ii) (i)において, 原点をOとし, 直線lが実軸, 虚軸と交わる点をそれぞれA, Bとする。線分OA, OB上にそれぞれ点P, Qをとり, さらにl上に2点R, Sをとる。4点P, Q, R, Sのつくる四角形が正方形となるとき, 2点R, Sを表す複素数を求めよ。

(iii) 複素数平面上に直線 l′l' がある。 l′l' 上の任意の点 z は関係式

βˉz+βzˉ+c=0\bar {\beta} z + \beta \bar {z} + c = 0

をみたすとする。ただし, β\beta は0でない複素数の定数, cc は0でない実数の定数とする。この直線 l′l' に関して原点0と対称な点をwwとするとき, 複素数wwをβ\betaとccを用いて表せ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (i)
    α=2+3iα=2+3i
  • (ii)
    zR=10+25i19,zS=25+15i19\displaystyle z_R=\frac{10+25i}{19},\quad z_S=\frac{25+15i}{19}(P,Q,R,Sの順)
  • (iii)
    w=−cβ∣β∣2=−cβ‾\displaystyle w=-\frac{c\beta}{|\beta|^2}=-\frac{c}{\overline\beta}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(i) 共役の積を展開すると α‾z+αz‾=2ux+2vy\overline{\alpha}z+\alpha\overline{z}=2ux+2vy。指定直線を2倍した式と係数を比べてα=2+3i\alpha=2+3iを得る。(ii) PQ∥lよりP=(3k,0),Q=(0,2k)P=(3k,0),\quad Q=(0,2k)。線分条件から0<k≦56\displaystyle 0<k\le\frac56。PQ長k13k\sqrt{13}と平行線間距離5−6k13\displaystyle \frac{5-6k}{\sqrt{13}}を等置しk=5/19。法線方向(2k,3k)(2k,3k)だけP,Qを移してR,Sを得る。 (iii) 垂足h=tβを直線式へ代入してh=−cβ2∣β∣2\displaystyle h=-\frac{c\beta}{2|\beta|^2}、反射点はw=2hw=2h。全て高校範囲の複素数計算・座標幾何で説明。詳細はauthor.tex。

この問題で使う考え方

  • 共役複素数の展開
  • 座標化と平行線間距離
  • 法線方向への移動
  • 垂足と中点による対称移動

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