(1) 共通接線を y−a=m(x−2) とおく。垂直線 x=2 は各円の中心からの距離がそれぞれ 2,3 なので、接線ではない。直線の式を mx−y+a−2m=0 とすると、2円の中心からこの直線までの距離がそれぞれ半径に等しいから m2+1∣a−2m∣=1,m2+1∣a+3m∣=2. 符号 ε,δ(それぞれ1または−1) を用いて a−2m=ε1+m2, a+3m=2δ1+m2 と書く。差をとり c=2δ−ε とおくと 5m=c1+m2,c は 3,1,−1,−3 のいずれか. したがって m=c/25−c2, 1+m2=5/25−c2 であり、 a=2m+ε1+m2=25−c22c+5ε. (δ,ε)=(1,1),(1,−1),(−1,1),(−1,−1) の順に a=7/24,1/4,−1/4,−7/24 となる。よって正の有理数は 1/4、正の無理数は 7/24 である。a=1/4 では m=3/4 なので共通接線は 3x−4y−5=0。円 O2 の中心 (5,0) からこの直線への垂線の足は (5,0)−32+(−4)23⋅5−4⋅0−5(3,−4)=(519,58). 実際、この点は O2 上にあり、直線の中心からの距離は 2 である。また点 P(2,1/4) は直線上にある。
(2) x=0 において dxd(−x2sinx−xcosx)=−x2cosx+x32sinx+xsinx+x2cosx=(x32+x1)sinx, よって (お)=−sinx/x2−cosx/x である。π/2≦x≦3π/2 の範囲では 2/x3+1/x>0 であり、sinx は π/2≦x≦π で非負、π≦x≦3π/2 で非正である。上の原始関数を F とすれば ∫π/23π/2∣f(x)∣dx={F(π)−F(π/2)}−{F(3π/2)−F(π)}=2F(π)−F(π/2)−F(3π/2). ここで F(π)=1/π, F(π/2)=−4/π2, F(3π/2)=4/(9π2) だから、求める値は 2/π+32/(9π2) である。