慶應義塾大学/2005年度/一般
慶應義塾大学 2005年 数学 第IV問解答・解説
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1問題
設問(1)から(3)に答えなさい。
関数が等式
を満たすことに着目して、自然対数の底の平方根の近似値を求めることを考える。そこで、を近似する関数()を
により順に定める。
(1) のとき
を示しなさい。
(2) のとき、任意の()に対し
を示しなさい。
(3) とが小数第3位まで一致することを示しなさい。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
はともに小数第3位まで 1.649.数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) では であり、指数関数は増加するから また なので、差は非負である。
(2) 与えられた積分表示と の定義を引くと まず では、(1)より被積分関数は非負であり で主張が成り立つとする。 に対してその不等式を用いると よって数学的帰納法により、すべての について成立する。
(3) 漸化式から帰納的に を得る。実際、 の各項を 倍して積分すれば、定数項 のほかに が順に得られる。従って 誤差評価に を入れると ここで は の範囲で増加するので、与えられた積分表示から 従って 、すなわち である。したがって 上の評価から であり、 もこの範囲にある。従って両者は小数第3位まで で一致する。
この問題で使う考え方
- 指数関数のグラフ・増減
- 定積分
- 漸化式
- 数学的帰納法
- 不定積分・定積分の性質
- 総和記号と数列の和
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