曲線 r=∣sin2θ∣ 上では r>0 のとき ∣2xy∣=2r2∣sinθcosθ∣=r2∣sin2θ∣=r3, 従って直交座標では (x2+y2)3=4x2y2.
(1) s=cos2θ とおくと x2=4s2(1−s)。0≦s≦1 で最大となるのは s=2/3、そのとき x2=16/27。よって xmax=4/(33)。また cos2θ=2/3、sin2θ=1/3 から (x,y)=(334, ±926).
(2) m=dy/dx とする。xy>0 では 2xy=(x2+y2)3/2 なので、両辺を x で微分すると 2(y+xm)=3r(x+ym). m=1 を代入すると (x+y)(2−3r)=0。xy>0 なら x+y=0 より r=2/3。このとき tanθ>0 かつ r=sin2θ=2tanθ/(1+tan2θ) だから tan2θ−3tanθ+1=0,tanθ=23±5. xy<0 では 2xy=−(x2+y2)3/2 となり、同様に m=1 を代入すると (x+y)(2+3r)=0。r>0 から x+y=0、従って tanθ=−1。これらを微分式に代入すると傾きはいずれも実際に 1 となる。
(3) r の最大値 1 は第一象限で θ=π/4 のときに達するので P=(1/2,1/2)。x1=1/2>0 となる点では cosθ>0。q=tanθ とおくと x1=(1+q2)3/22∣q∣. s=q2 として x1=1/2 を代入すると (1+s)3=8s,(s−1)(s2+4s−1)=0. 正の解は s=1,5−2。s=1 の第一象限の点 P を除くと、Q の偏角について tanθ=−1,tanθ=±5−2.
(4) X=4/(33)、Y=26/9 とおく。x の最大点は (X,±Y)、最小点は (−X,±Y)、y の最大点は (±Y,X)、最小点は (±Y,−X)。曲線は原点で交わる四つの花弁からなる。 直線との交点を第一象限で求める。z=sinθ+cosθ とおくと r=sin2θ=z2−1、従って x+y=z3−z。方程式 z3−z=(3+3)/4 の解は z=(1+3)/2 であり、{sinθ,cosθ}={1/2,3/2}。交点は (43,43),(43,43). 第二・第四象限では ∣x+y∣≦1、第三象限では x+y<0 なので、他の交点はない。
(5) c=(3+3)/4 とおく。第一象限では曲線境界は r=sin2θ、直線の条件は r≦c/(sinθ+cosθ)。境界の交点角は π/6 と π/3 であり、その間は直線が内側、外側では曲線が内側となる。極座標の面積公式より A=21(2∫0π/6sin2(2θ)dθ+c2∫π/6π/3(sinθ+cosθ)2dθ). ここで ∫0π/6sin2(2θ)dθ=12π−163,∫π/6π/3(sinθ+cosθ)2dθ=tan12π=2−3, かつ c2(2−3)=3/8。よって A=12π+163−3.
直交座標では曲線は (x2+y2)3=4x2y2 を満たし、原点で交わる四つの花弁となる。最大・最小座標と接線条件は x2=4cos4θsin2θ および暗黙微分から求める。直線は第一象限の花弁と (3/4,3/4)、(3/4,3/4) で交わる。面積は交点角 π/6、π/3 で極座標積分を分けると π/12+(3−3)/16。