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岡山大学/2005年度/前期

岡山大学 2005年 数学 第3問解答・解説

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1問題

岡山大学2005年度第3問

OO を原点とする座標平面において,点 AA の座標を (2,0)(2,0) とする。線分 OAOA を直径とする円周上の点 TT における接線に OO から下ろした垂線を OPOP とする。TT が円周上を動くとき,PP が描く曲線の長さを求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 弧長
    8

3解答

解答を見る途中式つきの解答

円の中心を M=(1,0)M=(1,0)、半径を1とする。円周上の点を T=(1+cos⁡t,sin⁡t),0≦t≦2πT=(1+\cos t,\sin t),\qquad 0\le t\le2\pi と表す。接線の法線方向は MT=(cos⁡t,sin⁡t)MT=(\cos t,\sin t) であり、垂線の足 PP は直線 OPOP 上にあるから P=λ(cos⁡t,sin⁡t)P=\lambda(\cos t,\sin t) とおける。Tでの接線は (x−1)cos⁡t+ysin⁡t=1.(x-1)\cos t+y\sin t=1. これにPを代入すると λ−cos⁡t=1\lambda-\cos t=1、よって P=((1+cos⁡t)cos⁡t,(1+cos⁡t)sin⁡t).P=((1+\cos t)\cos t,(1+\cos t)\sin t). r=1+cos⁡tr=1+\cos t と置けば P=(rcos⁡t,rsin⁡t)P=(r\cos t,r\sin t)、r′=−sin⁡tr'=-\sin t である。したがって x′2+y′2=(r′)2+r2=sin⁡2t+(1+cos⁡t)2=2+2cos⁡t=4cos⁡2t2.\displaystyle \begin{aligned} x'^2+y'^2&=(r')^2+r^2\\ &=\sin^2t+(1+\cos t)^2=2+2\cos t=4\cos^2\frac t2. \end{aligned} 速さは 2∣cos⁡(t/2)∣2|\cos(t/2)| なので、区間を分けて弧長を求めると L=∫0π2cos⁡t2 dt+∫π2π−2cos⁡t2 dt=4+4=8.\displaystyle L=\int_0^\pi2\cos\frac t2\,dt+\int_\pi^{2\pi}-2\cos\frac t2\,dt=4+4=8.

接線の法線が半径MTと平行であることから、垂線の足Pをその方向のスカラー倍に置く。接線方程式に代入して媒介変数表示を求め、速さを計算する。平方根の符号がt=πで変わるため積分区間を分けて長さ8を得る。

この問題で使う考え方

  • 円の接線の法線
  • 媒介変数表示と微分
  • 速さの定積分

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