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岡山大学/2005年度/前期

岡山大学 2005年 数学 第1問解答・解説

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1問題

岡山大学2005年度第1問

次の問いに答えよ。   (1) aa を正の実数とする。x≧0x\geq 0 のとき, y=ax−1a−x\displaystyle y=\frac{ax-1}{a-x} がとりうる値の範囲を求めよ。   (2) 実数 x,y,zx,y,z について (x+y+z)2≦3(x2+y2+z2)(x+y+z)^2\leq 3(x^2+y^2+z^2) を示し,等号がいつ成り立つか答えよ。これを用いて,命題「x2+y2+z2≦ax^2+y^2+z^2\leq a ならば x+y+z≦ax+y+z\leq a である」が真となる最小の正の実数 aa を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

(1) x≠ax\ne a に注意して y=−a+a2−1a−x\displaystyle y=-a+\frac{a^2-1}{a-x} と変形する。0≦x<a0\le x<a と x>ax>a に分け、端点 x=0x=0、垂直漸近線 x=ax=a、水平漸近線 y=−ay=-a を調べると、値域は {y<−a または y≧−1/aa>1,y≦−1/a または y>−a0<a<1,y=−1a=1.\begin{cases}y<-a\text{ または }y\geq-1/a&a>1,\\ y\leq-1/a\text{ または }y>-a&0<a<1,\\ y=-1&a=1. \end{cases} (2) 差の二乗を用いると 3(x2+y2+z2)−(x+y+z)2=(x−y)2+(y−z)2+(z−x)2≧0.3(x^2+y^2+z^2)-(x+y+z)^2=(x-y)^2+(y-z)^2+(z-x)^2\ge0. 等号は x=y=zx=y=z のときに限る。したがって x2+y2+z2≦ax^2+y^2+z^2\le a なら x+y+z≦3ax+y+z\le\sqrt{3a}。a>0a>0 のもとで 3a≦a\sqrt{3a}\le a は a≧3a\ge3 と同値である。また x=y=z=a/3x=y=z=\sqrt{a/3} を代入するとこの条件は必要である。よって求める最小値は 3\boxed3。

この問題で使う考え方

  • 命題と必要十分条件
  • 等式・不等式の証明
  • 分数関数の性質

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