長崎大学/2009年度/前期
長崎大学 2009年 数学 第8問解答・解説
このページには広告が含まれます。
1問題
すべての正の実数 に対して定義された連続関数 は次の(a),(b)を満たすものとする。
(a) すべての正の実数 に対して
(b) すべての自然数 に対して
この関数 について,次の問いに答えよ。
(1) を正の実数とするとき,次の値を求めよ。
(2) を を満たす有理数とするとき,次の不等式を証明せよ。
(3) を を満たす有理数とするとき,次の不等式を証明せよ。
(4) が を満たす実数でも(3)の不等式が成り立つことを用いて,正の実数 に対して,次の不等式を証明せよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) 。 (2) 。 (3) 。 (4) (等号成立は )。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) より であり,条件(a)を と に適用すると また だから 。したがって
(2) と表す。ただし は正の整数で とする。条件(a)より 条件(b)を に順に用いると なので である。
(3) とおくと, は正の有理数で だから, は より大きい有理数である。(2)より 。条件(a)から
(4) まず,(3)と連続性から 正の実数 が を満たすとき であることを示す。任意の実数 に対し,有理数 を となるように選ぶ。どの実数にもその両側から有理数をいくらでも近づけられるので, の右側から 未満に近づく有理数列 と, の左側から より大きく近づく有理数列 がとれる。(3)より および 。連続性を用いて極限をとれば したがって となる。
次に , とおく。 なので であり, よって今示した増加の性質から ( のとき等号, のとき不等号は厳密)である。さらに と条件(a)より 従って のとき等号が成り立つ。
この問題で使う考え方
- 実数と無理数
- 等式・不等式の証明
- 数列の極限
- 関数の連続性
PR
数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」
数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。
「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」
トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。
トウコベ公式サイト似た問題を、ほかの大学で
答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。
