(1)部分積分により ∫0x(x−t)sintdt=[−(x−t)cost]0x−∫0xcostdt=x−sinx. したがって f(x)=−x+2(x−sinx)=x−2sinx.
(2) f′(x)=1−2cosx より、0≦x≦2π での停留点は x=3π,35π である。f′(x) は 0<x<3π で負、3π<x<35π で正、35π<x<2π で負となるので、x=3π で極小、x=35π で極大となる。 f(3π)=3π−3,f(35π)=35π+3. 端点では f(0)=0, f(2π)=2π であるから、これらはそれぞれ区間全体での最小値、最大値でもある。
(3) P=(2π,2π−2),f′(2π)=1. 接線の傾きは 1 だから、法線の傾きは −1 である。よって g(x)−(2π−2)=−(x−2π),g(x)=−x+π−2. ここで g(x)−f(x)=π−2−2x+2sinx とおくと、0≦x≦2π において dxd{g(x)−f(x)}=2(cosx−1)≦0,g(2π)−f(2π)=0. したがって g(x)−f(x) はこの区間で減少し、右端で 0 となるから、区間全体で g(x)−f(x)≧0、すなわち f(x)≦g(x) である。
(4)x=0 では曲線と y 軸が (0,0) で交わり、法線は (0,π−2) で y 軸と交わる。また、(3)よりこの範囲で法線は曲線の上側にあり、x=2π で交わる。よって囲まれた部分の面積は S=∫0π/2{g(x)−f(x)}dx=∫0π/2(π−2−2x+2sinx)dx=[(π−2)x−x2−2cosx]0π/2=4π2−π+2.