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近畿大学/2007年度/科 A

近畿大学 2007年 数学 第2問解答・解説

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1問題

近畿大学2007年度第2問

2次関数 f(x)=x2−4x+3f(x)=x^{2}-4x+3 が表す放物線 C: y=f(x)C:\ y=f(x) 上の2定点を A(4,3),B(2,−1)A(4,3),B(2,-1) とし,CC 上の動点を P(p,f(p))P(p,f(p)) とする。点 PP が2点 A,BA,B とは異なる位置にあるとき,3点 A,B,PA,B,P が作る △ABP\triangle ABP を考える。

(1) △ABP\triangle ABP の面積が15になるような点 PP の座標をすべて求めよ。

(2) △ABP\triangle ABP が直角三角形になるような点 PP の座標をすべて求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) P=(−1,8), (7,24).(1)\space{}P=(-1,8),\space{}(7,24).
    (2) P=(−12,214), (32,−34), (1,0).\displaystyle (2)\space{}P=(-\frac12,\frac{21}{4}),\space{}(\frac32,-\frac34),\space{}(1,0).

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) P=(p,f(p))P=(p,f(p)) であり、 P−A=(p−4, p2−4p)=(p−4, p(p−4)),B−A=(−2,−4)P-A=(p-4,\,p^2-4p)=(p-4,\,p(p-4)),\qquad B-A=(-2,-4) だから、三角形の面積は 12∣∣−2−4p−4p(p−4)∣∣=∣(p−4)(p−2)∣.\displaystyle \frac12\left|\begin{vmatrix}-2&-4\\p-4&p(p-4)\end{vmatrix}\right| =|(p-4)(p-2)|. これが15となる条件は ∣(p−4)(p−2)∣=15|(p-4)(p-2)|=15 である。t=p−3t=p-3 とおけば (p−4)(p−2)=t2−1(p-4)(p-2)=t^2-1 なので、∣t2−1∣=15|t^2-1|=15 より、t2=16t^2=16 または t2=−14t^2=-14 となる。後者は不可能であるから p=−1,7p=-1,7 である。それぞれ f(−1)=8,f(7)=24f(-1)=8,\qquad f(7)=24 となるので、求める点は P=(−1,8), (7,24).\boxed{P=(-1,8),\ (7,24)}.

(2) 直角の頂点ごとに内積が0となる条件を調べる。まず AA で直角となる条件は (B−A)⋅(P−A)=−2(p−4)(2p+1)=0.(B-A)\cdot(P-A)=-2(p-4)(2p+1)=0. p=4p=4 は P=AP=A で除外されるから、p=−12\displaystyle p=-\frac12 である。このとき f(p)=214\displaystyle f(p)=\frac{21}{4} なので P=(−12,214)\displaystyle P=(-\frac12,\frac{21}{4})。

BB で直角となる条件は (A−B)⋅(P−B)=2(p−2)(2p−3)=0.(A-B)\cdot(P-B)=2(p-2)(2p-3)=0. p=2p=2 は P=BP=B で除外されるから、p=32\displaystyle p=\frac32 である。このとき f(p)=−34\displaystyle f(p)=-\frac34 なので P=(32,−34)\displaystyle P=(\frac32,-\frac34)。

PP で直角となる条件は (P−A)⋅(P−B)=(p−4)(p−2){1+p(p−2)}=(p−4)(p−2)(p−1)2=0.(P-A)\cdot(P-B) =(p-4)(p-2)\{1+p(p-2)\} =(p-4)(p-2)(p-1)^2=0. p=4,2p=4,2 はそれぞれ P=A,BP=A,B なので除外し、残る p=1p=1 に対して f(1)=0f(1)=0 を得る。したがって P=(1,0)P=(1,0) である。以上より、求める点は P=(−12,214), (32,−34), (1,0).\displaystyle \boxed{P=(-\tfrac12,\tfrac{21}{4}),\ (\tfrac32,-\tfrac34),\ (1,0)}.

この問題で使う考え方

  • ベクトルの成分表示
  • ベクトルによる図形の考察
  • 二次方程式とグラフ
  • ベクトルの内積

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