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近畿大学/2009年度/科 一般前期

近畿大学 2009年 数学 第2問解答・解説

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1問題

近畿大学2009年度第2問

共通注意:問題は3問です。解答はすべて解答用紙に記入すること。  座標平面上に円 C:(x−2)2+y2=4C:(x-2)^2+y^2=4 と直線 ℓ:y=k(x+6)+14\ell:y=k(x+6)+14(kk は実数の定数)があり,CC と ℓ\ell は異なる2点 P,QP,Q で交わっている。線分 PQPQ の中点を MM とし,点 MM の座標を (X,Y)(X,Y) とする。

(1) kk がとりうる値の範囲を求めよ。

(2) XX を kk の式で表せ。また,直線 ℓ\ell と点 MM の関係を利用して,kk を XX と YY の式で表せ。

(3) kk が (1) の範囲の値をとって変化するとき,点 MM の軌跡は円の一部分になる。この円の方程式を求めよ。

(4) 点 MM の軌跡のグラフを描け。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)−125<k<−43.\displaystyle (1)\quad -\frac{12}{5}<k<-\frac43.
    (2)X=−6k2−14k+2k2+1,k=Y−14X+6.\displaystyle (2)\quad X=\frac{-6k^2-14k+2}{k^2+1},\quad k=\frac{Y-14}{X+6}.
    (3)(X+2)2+(Y−7)2=65.(3)\quad (X+2)^2+(Y-7)^2=65.
    (4)(4)\quad 中心 (-2,7)、半径 65\sqrt{65} の円のうち、(213,−1013)\displaystyle \left(\frac2{13},-\frac{10}{13}\right) と (185,65)\displaystyle \left(\frac{18}{5},\frac65\right) を端点とする短い弧(端点は含まない)。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 円の中心を O=(2,0)O=(2,0) とする。直線 ℓ\ell を kx−y+6k+14=0kx-y+6k+14=0 と書くと、OO から ℓ\ell までの距離は ∣8k+14∣k2+1.\displaystyle \frac{|8k+14|}{\sqrt{k^2+1}}. 円と直線が異なる2点で交わる条件はこの距離が半径2より小さいことだから (8k+14)2<4(k2+1)すなわち15k2+56k+48<0.(8k+14)^2<4(k^2+1)\quad\text{すなわち}\quad 15k^2+56k+48<0. 左辺の根は −12/5,−4/3-12/5,-4/3 であるから、−12/5<k<−4/3-12/5<k<-4/3。

(2) 弦 PQPQ の中点 MM への中心からの線分 OMOM は弦に垂直である。直線 ℓ\ell の方向ベクトルは (1,k)(1,k) なので (X−2)+kY=0,X=2−kY.(X-2)+kY=0,\qquad X=2-kY. また MM は ℓ\ell 上にあるから Y=k(X+6)+14Y=k(X+6)+14 である。これらを連立すると Y=8k+14k2+1,X=2−kY=−6k2−14k+2k2+1.\displaystyle Y=\frac{8k+14}{k^2+1},\qquad X=2-kY=\frac{-6k^2-14k+2}{k^2+1}. 直線上の関係を kk について解けば k=Y−14X+6.\displaystyle k=\frac{Y-14}{X+6}. ここで MM は元の円の内部にあるため 0≦X≦40\le X\le4 で、分母 X+6X+6 は0でない。

(3) 全ての直線 ℓ\ell は固定点 R=(−6,14)R=(-6,14) を通る。また、M≠OM\ne O のときは OM⊥MROM\perp MR より ∠OMR=90∘\angle OMR=90^\circ である。k=−74\displaystyle k=-\frac74 のときは M=O=(2,0)M=O=(2,0) となり角は定義されないが、点 (2,0)(2,0) は以下の円の方程式への代入で同じ円上にあると確認できる。したがって MM は直径 OROR の円上にあり、その中心は (−2,7)(-2,7)、半径は 65\sqrt{65} である。よって円の方程式は (X+2)2+(Y−7)2=65.(X+2)^2+(Y-7)^2=65.

(4) k=−12/5,−4/3k=-12/5,-4/3 は接線の場合に対応し、(1)では端点を含まない。上の X,YX,Y の式に代入すると、端点はそれぞれ (213,−1013),(185,65)\displaystyle \left(\frac2{13},-\frac{10}{13}\right),\qquad \left(\frac{18}{5},\frac65\right) となる。したがってグラフは、この2点を端点とする円 (X+2)2+(Y−7)2=65(X+2)^2+(Y-7)^2=65 の短い弧で、端点は含まない。例えば k=−2k=-2 のとき M=(6/5,−2/5)M=(6/5,-2/5) となり、この弧上にあることも式に代入して確かめられる。

(4)の軌跡は円の青い短い弧。両端(213,−1013),(185,65)\displaystyle \left(\frac{2}{13},-\frac{10}{13}\right),\left(\frac{18}{5},\frac65\right)は白丸で除外、(2,0)(2,0)と(65,−25)\displaystyle \left(\frac65,-\frac25\right)は弧上に含む。

見出しは「軌跡:(X+2)²+(Y−7)²=65 の短い弧(端点は含まない)」。横軸X(目盛1〜4)と縦軸Y(目盛−1〜2)に、右上がりで下に凸の青い円弧が描かれ、両端は白抜き丸。左下の端点は(2/13, −10/13)、右上の端点は(18/5, 6/5)。弧上の黒点は(6/5, −2/5)と、X軸上の(2, 0)(円Cの中心)。座標は軸や目盛と重ならない位置に記されている。

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