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近畿大学/2012年度/一般前期

近畿大学 2012年 数学 第1問解答・解説

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1問題

近畿大学2012年度第1問

◎ 問題は3問です。解答はすべて解答用紙に記入すること。

1 関数 f(x)f(x) が,すべての実数 xx に対して f(x)=2x2−14x+∫03f(x) dx\displaystyle f(x)=2x^{2}-14x+\int_{0}^{3}f(x)\,dx をみたしているとき

(1) ∫03f(x) dx=ア\displaystyle \int_{0}^{3}f(x)\,dx=\boxed{\text{ア}} である。

(2) 方程式 f(x)=0f(x)=0 の解 x1,x2 (x1<x2)x_{1},x_{2}\ (x_{1}<x_{2}) の値は,x1=イ, x2=ウx_{1}=\boxed{\text{イ}},\ x_{2}=\boxed{\text{ウ}} である。

(3) aa を a≧0a\geq0 をみたす実数とし,区間 a≦x≦a+1a\leq x\leq a+1 における f(x)f(x) の最小値と最大値を,aa の関数として,それぞれ m(a),M(a)m(a),M(a) とする。このとき m(a) が一定値となる a の区間は エ≦a≦オ であり,この区間で m(a)=カ である。m(a)\text{ が一定値となる }a\text{ の区間は }\boxed{\text{エ}}\leq a\leq\boxed{\text{オ}}\text{ であり,この区間で }m(a)=\boxed{\text{カ}}\text{ である。} また,M(a)≦6M(a)\leq6 をみたす aa の区間は キ≦a≦ク\boxed{\text{キ}}\leq a\leq\boxed{\text{ク}} である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)∫03f(x) dx=452.\displaystyle \quad \int_0^3f(x)\,dx=\frac{45}{2}.\qquad (2)x1=52,x2=92.\displaystyle \quad x_1=\frac52,\quad x_2=\frac92.\qquad (3)52≦a≦72,m(a)=−2;M(a)≦6⟺32≦a≦92.\displaystyle \quad \frac52\le a\le\frac72,\quad m(a)=-2;\qquad M(a)\le6\Longleftrightarrow\frac32\le a\le\frac92.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

I=∫03f(x) dx\displaystyle I=\int_0^3 f(x)\,dx とおく。与式は f(x)=2x2−14x+If(x)=2x^2-14x+I だから I=∫03(2x2−14x+I) dx=18−63+3I=3I−45.\displaystyle I=\int_0^3(2x^2-14x+I)\,dx =18-63+3I=3I-45. よって I=45/2I=45/2、従って f(x)=2x2−14x+452.\displaystyle f(x)=2x^2-14x+\frac{45}{2}.

(1) 上で I=45/2I=45/2 を得た。

(2) f(x)=0f(x)=0 を2倍すると 4x2−28x+45=(2x−5)(2x−9)=04x^2-28x+45=(2x-5)(2x-9)=0 なので、x1=5/2x_1=5/2、x2=9/2x_2=9/2。

(3) 平方完成すると f(x)=2(x−72)2−2.\displaystyle f(x)=2\left(x-\frac72\right)^2-2. この放物線は x=7/2x=7/2 まで減少し、その後増加する。a≦x≦a+1a\leq x\leq a+1 の範囲に頂点が含まれる条件は a≦7/2≦a+1a\le7/2\le a+1、すなわち 5/2≦a≦7/25/2\le a\le7/2 であり、この範囲では最小値 m(a)=−2m(a)=-2。 頂点が区間の右側にある 0≦a≦5/20\le a\le5/2 では m(a)=f(a+1)m(a)=f(a+1)、頂点が区間の左側にある a≧7/2a\ge7/2 では m(a)=f(a)m(a)=f(a) である。したがって、最小値が一定となる区間は 5/2≦a≦7/25/2\le a\le7/2。

グラフは下に凸の放物線なので、最大値は区間の端点でとる。端点での値を比較すると f(a)−f(a+1)=4(3−a),f(a)-f(a+1)=4(3-a), よって M(a)={f(a)(0≦a≦3),f(a+1)(a≧3).M(a)=\begin{cases}f(a)&(0\le a\le3),\\ f(a+1)&(a\ge3).\end{cases} また f(x)≦6すなわち2(x−72)2≦8すなわち32≦x≦112.\displaystyle f(x)\le6 \text{すなわち} 2\left(x-\frac72\right)^2\le8 \text{すなわち} \frac32\le x\le\frac{11}{2}. 従って 0≦a≦30\le a\le3 の範囲では M(a)=f(a)≦6M(a)=f(a)\le6 となるのは 3/2≦a≦33/2\le a\le3、a≧3a\ge3 の範囲では M(a)=f(a+1)≦6M(a)=f(a+1)\le6 となるのは 3≦a≦9/23\le a\le9/2。合わせると M(a)≦6すなわち32≦a≦92.\displaystyle M(a)\le6\quad\text{すなわち}\quad\frac32\le a\le\frac92.

この問題で使う考え方

  • 定積分
  • 二次方程式とグラフ
  • 二次関数のグラフと頂点
  • 二次関数の最大・最小
  • 二次不等式とグラフ

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