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東海大学/2007年度/2月6日

東海大学 2007年 数学 第1問解答・解説

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1問題

東海大学2007年度第1問

次の空欄を埋めなさい。解答は、分数の場合には既約分数の形で書きなさい。

(1)  y=x2y=x^2を平行移動した放物線で、頂点が単位円上の点P(cos⁡θ,sin⁡θ)P(\cos\theta,\sin\theta)となるものは、y=ア①y=\boxed{\text{ア}}\quad\text{①}である。原点O(0,0)O(0,0)に関して点PPと対称な点をQQとする。y=−x2y=-x^2を平行移動した放物線で、頂点が点QQとなるものは、y=イ②y=\boxed{\text{イ}}\quad\text{②}である。

(2)  放物線①と放物線②が共有点を2個もつのは、ウ≦sin⁡θ<エ③\boxed{\text{ウ}}\leq\sin\theta<\boxed{\text{エ}}\quad\text{③}のときであり、1点で接するのはsin⁡θ=オ\sin\theta=\boxed{\text{オ}}のときである。また③のとき、共有点のxx座標をsin⁡θ\sin\thetaで表すと、カ\boxed{\text{カ}}とキ\boxed{\text{キ}}となる。

(3)  ③のとき、放物線①と放物線②で囲まれる図形の面積SSをsin⁡θ\sin\thetaで表すと、S=クS=\boxed{\text{ク}}であり、θ=ケ\theta=\boxed{\text{ケ}}のとき、SSは最大値コ\boxed{\text{コ}}をとる。ただし、0≦θ<2π0\leq\theta<2\piとする。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

平行移動後の式を作り、交点条件を二次不等式で判定する。面積は2曲線の差を定積分し、sinθの範囲で比較する。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)(1)\quad ア=(x−cos⁡θ)2+sin⁡θ,=(x-\cos\theta)^2+\sin\theta,\quad イ=−(x+cos⁡θ)2−sin⁡θ.=-(x+\cos\theta)^2-\sin\theta.
    (2)(2)\quad ウ=−1,=-1,\quad エ=1−52,\displaystyle =\frac{1-\sqrt5}{2},\quad オ=1−52,\displaystyle =\frac{1-\sqrt5}{2},\quad カ=−sin⁡2θ−sin⁡θ−1,=-\sqrt{\sin^2\theta-\sin\theta-1},\quad キ=sin⁡2θ−sin⁡θ−1.=\sqrt{\sin^2\theta-\sin\theta-1}.
    (3)(3)\quad ク=83(sin⁡2θ−sin⁡θ−1)3/2,\displaystyle =\frac83(\sin^2\theta-\sin\theta-1)^{3/2},\quad ケ=3π2,\displaystyle =\frac{3\pi}{2},\quad コ=83.\displaystyle =\frac83.

4解答

解答を見る途中式つきの解答

放物線を平行移動すると,頂点を (h,k)(h,k) とする上向きのものは y=(x−h)2+ky=(x-h)^2+k,下向きのものは y=−(x−h)2+ky=-(x-h)^2+k である。したがって,①,②はそれぞれ y=(x−cos⁡θ)2+sin⁡θy=(x-\cos\theta)^2+\sin\theta,y=−(x+cos⁡θ)2−sin⁡θy=-(x+\cos\theta)^2-\sin\theta となる。

共通点では両式が等しいから,整理して x2=sin⁡2θ−sin⁡θ−1x^2=\sin^2\theta-\sin\theta-1 を得る。t=sin⁡θt=\sin\theta とおくと,右辺は t2−t−1t^2-t-1 である。その零点は 1±52\displaystyle \frac{1\pm\sqrt5}{2} であり,−1≦t≦1-1\le t\le1 の範囲では t2−t−1>0t^2-t-1>0 となるのは −1≦t<1−52\displaystyle -1\le t<\frac{1-\sqrt5}{2} のときである。よって共有点が2個ある条件はこの範囲で,その xx 座標は x=±t2−t−1x=\pm\sqrt{t^2-t-1} である。等号 t=1−52\displaystyle t=\frac{1-\sqrt5}{2} のときは x=0x=0 の1点で接する。

2曲線の差は y2−y1=2(t2−t−1−x2)y_2-y_1=2(t^2-t-1-x^2) である。a=t2−t−1>0a=t^2-t-1>0 とおけば交点は x=±ax=\pm\sqrt a で,その間では②が上側にある。したがって囲まれた面積は S=∫−aa2(a−x2) dx=83a3/2=83(t2−t−1)3/2\displaystyle S=\int_{-\sqrt a}^{\sqrt a}2(a-x^2)\,dx=\frac83a^{3/2}=\frac83(t^2-t-1)^{3/2} となる。さらに −1≦t<1−52\displaystyle -1\le t<\frac{1-\sqrt5}{2} では a−1=(t−2)(t+1)≦0a-1=(t-2)(t+1)\le0 であり,等号は t=−1t=-1 のときに限る。よって面積の最大値は 83\displaystyle \frac83,sin⁡θ=−1\sin\theta=-1 を満たす 0≦θ<2π0\le\theta<2\pi の値は θ=3π2\displaystyle \theta=\frac{3\pi}{2} である。

この問題で使う考え方

  • 二次関数のグラフと頂点
  • 二次方程式とグラフ
  • 定積分
  • 定積分による面積

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