近畿大学/2012年度/一般前期
近畿大学 2012年 数学 第3問解答・解説
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1問題
を実数の定数として,実数 の関数を とする。 とおき, を で表した関数を とおく。
(1) 関数 を求めよ。
(2) 方程式 が実数解を1個もつとき, の値と解 の値を求めよ。
(3) 方程式 が次の条件をみたす2個の実数解 をもつとき, がとりうる値の範囲をそれぞれ求めよ。
a)
b)
c)
d)
(4) を定数とみなし を の方程式とみなして,方程式 が異なる2つの実数解 をもつように の値を定めるとき, がとりうる値の範囲を求めよ。
(5) 方程式 の異なる実数解 の個数を, の値で場合分けして求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
置換後の二次式の判別式と根の和・積で根の位置を判定し、最後に指数関数の1対1対応とtの値域を使ってxの解数へ戻した。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) (2) (3) (4) (5)
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
とおくと であり、 等号は 、すなわち のときに限る。また 従って、 の式は なお、(2)(3)ではこの二次式の実数解 を扱い、(5)で実際に から得られる範囲 を用いる。
(2) が実数解をただ1個もつのは判別式が のときである。 よって 、重解は だから
(3) とおくと その2根を とすれば、根の和・積は 判別式は である。
a) は と同値であり、これは積が負であることと同値。従って 積が負なら根は自動的に異なる実数である。
b) は である。定数項が となる条件から 。このとき なので も満たす。
c) は と同値である。根が異なる正の実数となる条件は、根の和が正、積が正、判別式が正であることだから これらの共通範囲は
d) は と同値である。根が異なる負の実数となる条件は、根の和が負、積が正、判別式が正であること。根の和が負となる のもとでは積も正であり、判別式が正となる条件との共通範囲は
(4) とおくと、方程式は となる。 の解は この二次方程式が異なる正の解を2個もつのは のときに限る( では重解 、 では2解とも負)。指数関数 は実数全体から正の実数全体への1対1対応なので、求める範囲は 。
(5) のとき の1個、 のときは (4) より異なる が2個対応する。 では (3)a) のとおり の根が1個なので は2個。 では の根は であり、対応する は 個。 では (3)c) のとおり2根とも より大きく、 は4個。 では重根 に異なる が2個対応する。 最後に では、 のとき判別式が負、 のとき重根 、 のとき (3)d) により2根とも 未満である。従ってこの範囲では は0個。 以上より
この問題で使う考え方
- 有理数指数と指数法則
- 指数関数のグラフ・増減
- 二次方程式とグラフ
- 二次方程式の判別式
- 解と係数の関係
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