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日本大学/2015年度/A方式2/8

日本大学 2015年 数学 第1問解答・解説

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1問題

日本大学2015年度第1問

(1) 122+3+7=12+3−45\displaystyle \frac{12}{2+\sqrt{3}+\sqrt{7}}=\boxed{1}\sqrt{\boxed{2}}+\boxed{3}-\sqrt{\boxed{4}\boxed{5}}。   (2) 三角形ABCはAB=2AB=2,BC=1+2BC=1+\sqrt{2},∠B=60∘\angle B=60^\circを満たしている。この三角形ABCの外接円の半径は 1678\displaystyle \frac{1}{\boxed{6}}\sqrt{\boxed{7}\boxed{8}} である。   (3) mmを実数とする。xxの2次方程式 x2+mx−2m+4=0x^{2}+mx-2m+4=0 が−1<x<0-1<x<0の範囲に異なる2つの実数解をもつためのmmの値の範囲は −9+1011<m<1213\displaystyle -\boxed{9}+\boxed{10}\sqrt{\boxed{11}}<m<\frac{\boxed{12}}{\boxed{13}} である。   (4) aaを実数とする。積分値 ∫01(ax2+x−a2) dx\displaystyle \int_{0}^{1}(ax^{2}+x-a^{2})\,dx はa=1415\displaystyle a=\frac{\boxed{14}}{\boxed{15}}のとき最大値 16171819\displaystyle \frac{\boxed{16}\boxed{17}}{\boxed{18}\boxed{19}} をとる。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

日本大学 2015年度 数学 Q1

(1) 根号を含む式の整理

122+3+7\displaystyle \frac{12}{2+\sqrt3+\sqrt7} の分母を有理化する。s=3+7s=\sqrt3+\sqrt7 とおくと s2=10+221s^2=10+2\sqrt{21} だから、 122+s=12(2−s)4−s2=6(s−2)3+21=−12(s−2)(3−21)=12(3+7−2)(21−3).\displaystyle \begin{aligned} \frac{12}{2+s} &=\frac{12(2-s)}{4-s^2} =\frac{6(s-2)}{3+\sqrt{21}}\\ &=-\frac12(s-2)(3-\sqrt{21})\\ &=\frac12(\sqrt3+\sqrt7-2)(\sqrt{21}-3). \end{aligned} 展開すると (3+7)21=37+73(\sqrt3+\sqrt7)\sqrt{21}=3\sqrt7+7\sqrt3 であり、7\sqrt7 の項は相殺される。よって 122+3+7=23+3−21.\displaystyle \boxed{\frac{12}{2+\sqrt3+\sqrt7}=2\sqrt3+3-\sqrt{21}}.

(2) 外接円の半径

余弦定理で辺 ACAC を求める。 AC2=AB2+BC2−2⋅AB⋅BCcos⁡60∘=4+(1+2)2−2(1+2)=5.\begin{aligned} AC^2 &=AB^2+BC^2-2\cdot AB\cdot BC\cos60^\circ\\ &=4+(1+\sqrt2)^2-2(1+\sqrt2)=5. \end{aligned} よって AC=5AC=\sqrt5。正弦定理 AC=2Rsin⁡∠BAC=2R\sin\angle B より 5=2R⋅32,R=153.\displaystyle \sqrt5=2R\cdot\frac{\sqrt3}{2}, \qquad \boxed{R=\frac{\sqrt{15}}3}.

(3) 2つの解がともに (−1,0)(-1,0) にある条件

q(x)=x2+mx−2m+4q(x)=x^2+mx-2m+4 とおく。異なる実数解を α,β\alpha,\beta とすると、両方が (−1,0)(-1,0) にあるための必要条件は、解の和と判別式から 0<m<2,Δ=m2+8m−16>0.0<m<2,\qquad \Delta=m^2+8m-16>0. また q(−1)=5−3m=(1+α)(1+β)>0q(-1)=5-3m=(1+\alpha)(1+\beta)>0 であるから m<5/3m<5/3。m>0m>0 の下で Δ>0\Delta>0 は m>−4+42m> -4+4\sqrt2 と同値である。したがって必要条件は −4+42<m<53.\displaystyle -4+4\sqrt2<m<\frac53.

逆にこの範囲なら m<5/3<2m<5/3<2 なので頂点の xx 座標 −m/2-m/2 は (−1,0)(-1,0) にある。また q(−1)=5−3m>0, q(0)=4−2m>0q(-1)=5-3m>0,\ q(0)=4-2m>0、一方、Δ>0\Delta>0 より頂点で q(−m/2)=−Δ/4<0q(-m/2)=-\Delta/4<0。よって (−1,−m/2)(-1,-m/2) と (−m/2,0)(-m/2,0) にそれぞれ1つずつ解があり、2解は異なり、ともに (−1,0)(-1,0) に属する。従って −4+42<m<53.\displaystyle \boxed{-4+4\sqrt2<m<\frac53}.

(4) 積分値の最大

I(a)=∫01(ax2+x−a2) dx=a3+12−a2=−(a−16)2+1936.\displaystyle \begin{aligned} I(a) &=\int_0^1(ax^2+x-a^2)\,dx =\frac a3+\frac12-a^2\\ &=-\left(a-\frac16\right)^2+\frac{19}{36}. \end{aligned} 平方項が0となる a=1/6a=1/6 で最大となり、 a=16,Imax⁡=1936.\displaystyle \boxed{a=\frac16,\qquad I_{\max}=\frac{19}{36}}.

**使用解法:** 共役な式による有理化、余弦定理と正弦定理、二次関数の解の配置・判別式・端点値の必要十分性、積分計算と平方完成。

**issues:** なし。

この問題で使う考え方

  • 実数と無理数
  • 余弦定理
  • 正弦定理
  • 解と係数の関係
  • 二次方程式の判別式
  • 二次方程式とグラフ
  • 定積分
  • 二次関数の最大・最小

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