日本大学 2015年度 数学 Q1
(1) 根号を含む式の整理
2+3+712 の分母を有理化する。s=3+7 とおくと s2=10+221 だから、 2+s12=4−s212(2−s)=3+216(s−2)=−21(s−2)(3−21)=21(3+7−2)(21−3). 展開すると (3+7)21=37+73 であり、7 の項は相殺される。よって 2+3+712=23+3−21.
(2) 外接円の半径
余弦定理で辺 AC を求める。 AC2=AB2+BC2−2⋅AB⋅BCcos60∘=4+(1+2)2−2(1+2)=5. よって AC=5。正弦定理 AC=2Rsin∠B より 5=2R⋅23,R=315.
(3) 2つの解がともに (−1,0) にある条件
q(x)=x2+mx−2m+4 とおく。異なる実数解を α,β とすると、両方が (−1,0) にあるための必要条件は、解の和と判別式から 0<m<2,Δ=m2+8m−16>0. また q(−1)=5−3m=(1+α)(1+β)>0 であるから m<5/3。m>0 の下で Δ>0 は m>−4+42 と同値である。したがって必要条件は −4+42<m<35.
逆にこの範囲なら m<5/3<2 なので頂点の x 座標 −m/2 は (−1,0) にある。また q(−1)=5−3m>0, q(0)=4−2m>0、一方、Δ>0 より頂点で q(−m/2)=−Δ/4<0。よって (−1,−m/2) と (−m/2,0) にそれぞれ1つずつ解があり、2解は異なり、ともに (−1,0) に属する。従って −4+42<m<35.
(4) 積分値の最大
I(a)=∫01(ax2+x−a2)dx=3a+21−a2=−(a−61)2+3619. 平方項が0となる a=1/6 で最大となり、 a=61,Imax=3619.
**使用解法:** 共役な式による有理化、余弦定理と正弦定理、二次関数の解の配置・判別式・端点値の必要十分性、積分計算と平方完成。
**issues:** なし。