本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

日本大学/2015年度/A方式2/8

日本大学 2015年 数学 第3問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

日本大学2015年度第3問

四面体OABCにおいてOA→=a⃗\overrightarrow{OA}=\vec{a},OB→=b⃗\overrightarrow{OB}=\vec{b},OC→=c⃗\overrightarrow{OC}=\vec{c}とおくとき, ∣a⃗∣=∣c⃗∣=3,∣b⃗∣=4,a⃗⋅b⃗=b⃗⋅c⃗=4,c⃗⋅a⃗=5|\vec{a}|=|\vec{c}|=3,\quad |\vec{b}|=4,\quad \vec{a}\cdot\vec{b}=\vec{b}\cdot\vec{c}=4,\quad \vec{c}\cdot\vec{a}=5 を満たしている。以下の問いに答えなさい。   (1) 三角形ABCの面積は2930\sqrt{\boxed{29}\boxed{30}}である。   (2) 辺OAの中点をMとし,頂点Oから辺ABに垂線OLを下す。線分BMと線分OLの交点をNとするとき, ON→=13132(3334a⃗+35b⃗)\displaystyle \overrightarrow{ON}=\frac{1}{\boxed{31}\boxed{32}}\left(\boxed{33}\boxed{34}\vec{a}+\boxed{35}\vec{b}\right) である。   (3) 頂点Oから面ABCへ垂線OHを下すとき, OH→=136(37a⃗+b⃗+38c⃗)\displaystyle \overrightarrow{OH}=\frac{1}{\boxed{36}}\left(\boxed{37}\vec{a}+\vec{b}+\boxed{38}\vec{c}\right) であり,四面体OABCの体積は 394041\displaystyle \frac{\boxed{39}}{\boxed{40}}\sqrt{\boxed{41}} である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

日本大学 2015年度 数学 Q3

∣a⃗∣=∣c⃗∣=3,∣b⃗∣=4,a⃗⋅b⃗=b⃗⋅c⃗=4,c⃗⋅a⃗=5|\vec a|=|\vec c|=3,\quad |\vec b|=4,\quad \vec a\cdot\vec b=\vec b\cdot\vec c=4,\quad \vec c\cdot\vec a=5 を用いる。

(1) 三角形 ABCABC の面積

辺の長さの2乗を内積で計算すると AB2=∣b⃗−a⃗∣2=16+9−2⋅4=17,BC2=∣c⃗−b⃗∣2=9+16−2⋅4=17,AC2=∣c⃗−a⃗∣2=9+9−2⋅5=8.\begin{aligned} AB^2&=|\vec b-\vec a|^2=16+9-2\cdot4=17,\\ BC^2&=|\vec c-\vec b|^2=9+16-2\cdot4=17,\\ AC^2&=|\vec c-\vec a|^2=9+9-2\cdot5=8. \end{aligned} 従って AB=BC=17AB=BC=\sqrt{17}、AC=22AC=2\sqrt2 である。二等辺三角形なので、頂点 BB から ACAC に下ろした垂線は ACAC を二等分する。その高さを hh とすると h2=17−(2)2=15,h=15.h^2=17-(\sqrt2)^2=15,\qquad h=\sqrt{15}. したがって面積は 12(22)(15)=30.\displaystyle \boxed{\frac12(2\sqrt2)(\sqrt{15})=\sqrt{30}}.

(2) NN の位置ベクトル

M=a⃗/2M=\vec a/2 である。NN を線分 BMBM 上の点として ON→=b⃗+τ(a⃗2−b⃗)=τ2a⃗+(1−τ)b⃗\displaystyle \overrightarrow{ON} =\vec b+\tau\left(\frac{\vec a}{2}-\vec b\right) =\frac{\tau}{2}\vec a+(1-\tau)\vec b と表す。NN は OLOL 上にあり、OL⊥ABOL\perp AB だから ON→⋅(b⃗−a⃗)=0.\overrightarrow{ON}\cdot(\vec b-\vec a)=0. ここで a⃗⋅(b⃗−a⃗)=4−9=−5,b⃗⋅(b⃗−a⃗)=16−4=12.\vec a\cdot(\vec b-\vec a)=4-9=-5,\qquad \vec b\cdot(\vec b-\vec a)=16-4=12. よって −52τ+12(1−τ)=0,τ=2429.\displaystyle -\frac52\tau+12(1-\tau)=0,\qquad \tau=\frac{24}{29}. これを位置ベクトルに代入して ON→=12a⃗+5b⃗29.\displaystyle \boxed{\overrightarrow{ON}=\frac{12\vec a+5\vec b}{29}}.

また、OL→=(1−σ)a⃗+σb⃗\overrightarrow{OL}=(1-\sigma)\vec a+\sigma\vec b と表して垂直条件を使うと −5(1−σ)+12σ=0,σ=517,\displaystyle -5(1-\sigma)+12\sigma=0,\qquad \sigma=\frac5{17}, よって OL→=(12a⃗+5b⃗)/17\overrightarrow{OL}=(12\vec a+5\vec b)/17。従って ON→=1729OL→\displaystyle \overrightarrow{ON}=\frac{17}{29}\overrightarrow{OL} である。既に τ=24/29\tau=24/29 なので、NN は線分 BMBM と線分 OLOL の双方の内部にあり、求める交点である。

(3) 垂線 OHOH と四面体の体積

h⃗=2a⃗+b⃗+2c⃗5\displaystyle \vec h=\frac{2\vec a+\vec b+2\vec c}{5} とおく。係数の和が1なので、点 HH は平面 ABCABC 上にある。また h⃗⋅(b⃗−a⃗)=2(−5)+12+2(−1)5=0,h⃗⋅(c⃗−a⃗)=2(−4)+0+2(4)5=0.\displaystyle \begin{aligned} \vec h\cdot(\vec b-\vec a) &=\frac{2(-5)+12+2(-1)}5=0,\\ \vec h\cdot(\vec c-\vec a) &=\frac{2(-4)+0+2(4)}5=0. \end{aligned} 従って h⃗\vec h は平面 ABCABC 内の2方向 AB,ACAB,AC の両方に垂直であり、HH は OO から平面 ABCABC に下ろした垂線の足である。ゆえに OH→=2a⃗+b⃗+2c⃗5.\displaystyle \boxed{\overrightarrow{OH}=\frac{2\vec a+\vec b+2\vec c}{5}}.

その長さは内積を展開して ∣OH∣2=125∣2a⃗+b⃗+2c⃗∣2=4⋅9+16+4⋅9+4⋅4+8⋅5+4⋅425=325,∣OH∣=4105.\displaystyle \begin{aligned} |OH|^2 &=\frac1{25}|2\vec a+\vec b+2\vec c|^2\\ &=\frac{4\cdot9+16+4\cdot9+4\cdot4+8\cdot5+4\cdot4}{25} =\frac{32}{5}, \end{aligned} \qquad |OH|=\frac{4\sqrt{10}}5. (1)の面積を底面積、∣OH∣|OH| を高さとして V=13⋅30⋅4105=833.\displaystyle \boxed{V=\frac13\cdot\sqrt{30}\cdot\frac{4\sqrt{10}}5 =\frac{8\sqrt3}{3}}.

**使用解法:** 内積で辺長を求める、二等辺三角形の高さ、線分の内分表示と垂直条件、平面上のアフィン結合と法線条件、底面積と高さによる体積。

**issues:** なし。

この問題で使う考え方

  • ベクトルの内積
  • 位置ベクトル
  • 空間座標と空間ベクトル

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。