日本大学 2015年度 数学 Q4
関数を y=x+4−(x−1)2(0≦x≦3) とする。根号の中は −1≦x≦3 で非負であり、指定された定義域では常に定義される。
(1) 増減表とグラフの概形
0≦x<3 で微分すると y′=1−4−(x−1)2x−1. x<1 では分子 x−1<0 より y′>0。x≧1 では両辺を比較して y′>0すなわち4−(x−1)2>x−1すなわちx−1<2. 従って x=1+2 で唯一の極大値をとる。1+2<3 なので臨界点は定義域内にある。各点での関数値は y(0)=3,y(1+2)=1+22,y(3)=3. また x→3− で y′→−∞ であり、右端では急に下降して (3,3) に達する。増減表は xy′y030<x<1+2+↗1+201+221+2<x<3−↘3定義されない3 となる。したがってグラフは (0,3) から右上がりで (1+2,1+22) に達し、その後右下がりで (3,3) に至る。常に y>0 である。
(2) 囲まれた図形の面積
曲線は x 軸より上にあるから、求める面積は A=∫03(x+4−(x−1)2)dx=29+∫−124−u2du(u=x−1). 後半の積分で u=2sint と置く。積分区間は −π/6≦t≦π/2 で、cost≧0 だから ∫−124−u2du=4∫−π/6π/2cos2tdt=[2t+sin2t]−π/6π/2=34π+23. よって A=29+34π+23=29+3+34π.
**使用解法:** 導関数の符号と端点値による増減表・概形、置換積分 u=x−1, u=2sint。
**issues:** なし。