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日本大学/2015年度/A方式2/8

日本大学 2015年 数学 第4問解答・解説

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1問題

日本大学2015年度第4問

以下,「数学記述式問題解答用紙」に解答を記入しなさい。

[4] 関数 y=x+4−(x−1)2(ただし 0≦x≦3)y=x+\sqrt{4-(x-1)^{2}}\quad(\text{ただし }0\leq x\leq 3) について以下の問いに答えなさい。   (1) この関数の増減表を完成させてから,グラフの概形を描きなさい。   (2) この関数の表す曲線,xx軸,yy軸および直線x=3x=3で囲まれる図形の面積を求めなさい。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

日本大学 2015年度 数学 Q4

関数を y=x+4−(x−1)2(0≦x≦3)y=x+\sqrt{4-(x-1)^2}\qquad(0\le x\le3) とする。根号の中は −1≦x≦3-1\le x\le3 で非負であり、指定された定義域では常に定義される。

(1) 増減表とグラフの概形

0≦x<30\le x<3 で微分すると y′=1−x−14−(x−1)2.\displaystyle y'=1-\frac{x-1}{\sqrt{4-(x-1)^2}}. x<1x<1 では分子 x−1<0x-1<0 より y′>0y'>0。x≧1x\ge1 では両辺を比較して y′>0すなわち4−(x−1)2>x−1すなわちx−1<2.y'>0 \quad\text{すなわち}\quad \sqrt{4-(x-1)^2}>x-1 \quad\text{すなわち}\quad x-1<\sqrt2. 従って x=1+2x=1+\sqrt2 で唯一の極大値をとる。1+2<31+\sqrt2<3 なので臨界点は定義域内にある。各点での関数値は y(0)=3,y(1+2)=1+22,y(3)=3.y(0)=\sqrt3,\qquad y(1+\sqrt2)=1+2\sqrt2,\qquad y(3)=3. また x→3−x\to3- で y′→−∞y'\to-\infty であり、右端では急に下降して (3,3)(3,3) に達する。増減表は x00<x<1+21+21+2<x<33y′+0−定義されないy3↗1+22↘3\begin{array}{c|ccccc} x&0&0<x<1+\sqrt2&1+\sqrt2&1+\sqrt2<x<3&3\\ \hline y'&&+&0&-&\text{定義されない}\\ \hline y&\sqrt3&\nearrow&1+2\sqrt2&\searrow&3 \end{array} となる。したがってグラフは (0,3)(0,\sqrt3) から右上がりで (1+2,1+22)(1+\sqrt2,1+2\sqrt2) に達し、その後右下がりで (3,3)(3,3) に至る。常に y>0y>0 である。

x軸・y軸と原点Oのあるグラフで、両軸の正方向に矢印がある。青い曲線上の黒丸に左から(0,√3)、(1+√2,1+2√2)、(3,3)が記され、曲線は山を越えて右端へ下がる。山と右端からx軸へ破線が下り、足に1+√2と3が記されている。

(2) 囲まれた図形の面積

曲線は xx 軸より上にあるから、求める面積は A=∫03(x+4−(x−1)2) dx=92+∫−124−u2 du(u=x−1).\displaystyle \begin{aligned} A&=\int_0^3\left(x+\sqrt{4-(x-1)^2}\right)\,dx\\ &=\frac92+\int_{-1}^2\sqrt{4-u^2}\,du \qquad(u=x-1). \end{aligned} 後半の積分で u=2sin⁡tu=2\sin t と置く。積分区間は −π/6≦t≦π/2-\pi/6\le t\le\pi/2 で、cos⁡t≧0\cos t\ge0 だから ∫−124−u2 du=4∫−π/6π/2cos⁡2t dt=[2t+sin⁡2t]−π/6π/2=4π3+32.\displaystyle \begin{aligned} \int_{-1}^2\sqrt{4-u^2}\,du &=4\int_{-\pi/6}^{\pi/2}\cos^2t\,dt\\ &=\left[2t+\sin2t\right]_{-\pi/6}^{\pi/2} =\frac{4\pi}{3}+\frac{\sqrt3}{2}. \end{aligned} よって A=92+4π3+32=9+32+4π3.\displaystyle \boxed{A=\frac92+\frac{4\pi}{3}+\frac{\sqrt3}{2} =\frac{9+\sqrt3}{2}+\frac{4\pi}{3}}.

**使用解法:** 導関数の符号と端点値による増減表・概形、置換積分 u=x−1, u=2sin⁡tu=x-1,\ u=2\sin t。

**issues:** なし。

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