△OAB に対して、OA=a,OB=b とおく。 (1) 辺 OA の中点を C、辺 OB を 1:5 に内分する点を D、線分 AD と線分 BC の交点を E とする。OE を a,b を用いて表せ。 (2) t は 0<t<31 の範囲にある実数とする。辺 OA を 3t:1−3t に内分する点を F、辺 OB を t:1−t に内分する点を G、線分 AG と線分 BF の交点を H とする。△OAH の面積が △OAB の面積の k 倍となるとき、k を t を用いて表せ。 (3) △OAB は正三角形とする。線分 AG と線分 BF が直角に交わるとき t の値を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2解答
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近畿大学2015 数学 第2問(A答案)
問題
△OAB において OA=a,OB=b とする。
1. C は辺 OA の中点、D は辺 OB を 1:5 に内分する点である。AD と BC の交点を E とする。 2. 0<t<1/3。F は辺 OA を 3t:1−3t に、G は辺 OB を t:1−t に内分する点であり、AG と BF の交点を H とする。 3. △OAB が正三角形のとき、AG と BF が直角に交わる t を求める。
解答
(1) OE
内分比より OC=21a,OD=61b. 線分 AD 上の点を、A から D に向かう割合を s として表すと (1−s)a+6sb. 線分 BC 上の点を、B から C に向かう割合を u として表すと 2ua+(1−u)b. 交点 E では係数がそれぞれ一致するので 1−s=2u,6s=1−u. 第2式から u=1−s/6。これを第1式に代入すると 1−s=21−12sすなわちs=116,u=1110. よって OE=(1−116)a+11⋅66b=115a+111b.s,u はともに 0 と 1 の間にあり、求めた交点は線分 AD,BC 上にある。
OE=115a+b
(2) 面積比 k
内分比から OF=3ta,OG=tb.H を A から G へ割合 s だけ進んだ点とすると OH=(1−s)a+stb. 一方、H を B から F へ割合 u だけ進んだ点とすると OH=3tua+(1−u)b. 係数を比較して 1−s=3tu,st=1−u. 第2式から u=1−st なので、第1式に代入して 1−s=3t(1−st),すなわち1−3t=s(1−3t2).0<t<1/3 より 1−3t2>0 であり、 s=1−3t21−3t,u=1−st=1−3t21−t. これらはともに 0 と 1 の間にある。実際、 1−3t2−(1−3t)=3t(1−t)>0,1−3t2−(1−t)=t(1−3t)>0. したがって H は線分 AG,BF の交点である。
OH=xa+yb とおけば、上の表示から y=st=1−3t2t(1−3t)>0.△OAH と △OAB は共通の底辺 OA をもち、直線 OA からの高さはそれぞれ y 倍の高さである。したがって面積比は k=y となり、 k=1−3t2t(1−3t)