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近畿大学/2015年度/A日程(1/25)

近畿大学 2015年 数学 第3問解答・解説

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1問題

近畿大学2015年度第3問

数列 1,1,4,1,4,7,1,4,7,10,1,4,7,10,13,1,…1,1,4,1,4,7,1,4,7,10,1,4,7,10,13,1,\ldots について、次の問に答えよ。   (1) 第200項を求めよ。   (2) 初項から第200項までの和を求めよ。   (3) 初項から第 nn 項までの和を SnS_{n} とする。5000<Sn<60005000<S_{n}<6000 を満たす nn はいくつあるか、その個数を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

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近畿大学2015 数学 第3問(A答案)

問題

数列 1, 1,4, 1,4,7, 1,4,7,10, 1,4,7,10,13, …1,\ 1,4,\ 1,4,7,\ 1,4,7,10,\ 1,4,7,10,13,\ \ldots について、(1) 第200項、(2) 初項から第200項までの和、(3) 5000<Sn<60005000<S_n<6000 を満たす nn の個数を求める。

解答

第 mm 組には 1, 4, 7, …, 1+3(m−1)1,\ 4,\ 7,\ \ldots,\ 1+3(m-1) の mm 項が並ぶ。この組の初項から末項までの和は、等差数列の和の公式から m{1+(1+3(m−1))}2=m(3m−1)2.(1)\displaystyle \frac{m\{1+(1+3(m-1))\}}2=\frac{m(3m-1)}2. \tag{1} 第 mm 組の終わりまでの項数を Tm=1+2+⋯+m=m(m+1)2\displaystyle T_m=1+2+\cdots+m=\frac{m(m+1)}2 とする。

(1) 第200項

T19=19⋅202=190<200,T20=20⋅212=210.\displaystyle T_{19}=\frac{19\cdot20}{2}=190<200,\qquad T_{20}=\frac{20\cdot21}{2}=210. したがって第200項は第20組の 200−190=10200-190=10 番目である。第20組の第 rr 項は 1+3(r−1)1+3(r-1) だから、 1+3(10−1)=28.1+3(10-1)=28. 28\boxed{28}

(2) 初項から第200項までの和

第1組から第19組までを足し、第20組の初めの10項を足せばよい。(1) より第1組から第19組までの和は ∑m=119m(3m−1)2=12(3∑m=119m2−∑m=119m)=12(3⋅2470−190)=3610.\displaystyle \begin{aligned} \sum\limits _{m=1}^{19}\frac{m(3m-1)}2 &=\frac12\left(3\sum\limits _{m=1}^{19}m^2-\sum\limits _{m=1}^{19}m\right)\\ &=\frac12(3\cdot2470-190)=3610. \end{aligned} ここでは ∑m=119m=190,∑m=119m2=19⋅20⋅396=2470\displaystyle \sum\limits _{m=1}^{19}m=190,\qquad \sum\limits _{m=1}^{19}m^2=\frac{19\cdot20\cdot39}{6}=2470 を用いた。第20組の初めの10項は 1,4,…,281,4,\ldots,28 なので、その和は 10(1+28)2=145.\displaystyle \frac{10(1+28)}2=145. よって求める和は 3610+145=3755.3610+145=3755. 3755\boxed{3755}

(3) 5000<Sn<60005000<S_n<6000 となる nn の個数

第 mm 組までの和は、(1) と平方和の公式から STm=∑j=1mj(3j−1)2=12(3⋅m(m+1)(2m+1)6−m(m+1)2)=m2(m+1)2.\displaystyle \begin{aligned} S_{T_m} &=\sum\limits _{j=1}^{m}\frac{j(3j-1)}2\\ &=\frac12\left(3\cdot\frac{m(m+1)(2m+1)}6-\frac{m(m+1)}2\right)\\ &=\frac{m^2(m+1)}2. \end{aligned} よって T21=231,ST21=4851;T22=253,ST22=5566;T23=276,ST23=6348.T_{21}=231,\quad S_{T_{21}}=4851;\qquad T_{22}=253,\quad S_{T_{22}}=5566;\qquad T_{23}=276,\quad S_{T_{23}}=6348. 各項は正なので SnS_n は nn とともに増加する。したがって 5000<Sn<60005000<S_n<6000 となりうるのは、第22組または第23組の途中である。

第22組の初めの rr 項の和は 1+4+⋯+(3r−2)=r{1+(3r−2)}2=r(3r−1)2.\displaystyle 1+4+\cdots+(3r-2)=\frac{r\{1+(3r-2)\}}2=\frac{r(3r-1)}2. 第22組では 10(3⋅10−1)2=145,11(3⋅11−1)2=176.\displaystyle \frac{10(3\cdot10-1)}2=145,\qquad \frac{11(3\cdot11-1)}2=176. よって r=10r=10 まででは Sn=4851+145=4996S_n=4851+145=4996 だが、r=11r=11 では Sn=4851+176=5027S_n=4851+176=5027 となる。初めて Sn>5000S_n>5000 となるのは n=T21+11=242.n=T_{21}+11=242.

第22組終了時には S253=5566S_{253}=5566。第23組で初めの rr 項を加えると、r=17r=17 では S253+17=5566+17(3⋅17−1)2=5566+425=5991<6000,\displaystyle S_{253+17}=5566+\frac{17(3\cdot17-1)}2 =5566+425=5991<6000, 一方、r=18r=18 では S253+18=5566+18(3⋅18−1)2=5566+477=6043>6000.\displaystyle S_{253+18}=5566+\frac{18(3\cdot18-1)}2 =5566+477=6043>6000. したがって条件を満たす最後の nn は 253+17=270253+17=270。ゆえに該当する整数は 242,243,…,270242,243,\ldots,270 であり、その個数は 270−242+1=29.270-242+1=29. 29個\boxed{29\text{個}}

使用した解法

項を三角形状の組に分け、各組を等差数列として扱った。項数には三角数、組ごとの和には等差数列の和、組の累積には平方和を用いた。最後は SnS_n の増加性と隣り合う部分和を比較して、厳密不等式を満たす端の nn を特定した。

この問題で使う考え方

  • 等差数列の一般項と和
  • 総和記号と数列の和

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