本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

信州大学/2016年度

信州大学 2016年 数学 第7問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

信州大学2016年度第7問

群に分けられた数列 1 | 2, 4, 2 | 3, 6, 9, 6, 3 | 4, 8, 12, 16, 12, 8, 4 | … を、第 n 群が (2n − 1) 個の項 n, 2n, …, (n − 2)n, (n − 1)n, n², (n − 1)n, (n − 2)n, …, 2n, n からなるものとする。このとき、以下の問いに答えよ。

(1) 与えられた数列の初項から第 n 群の末項までの項数を求めよ。

(2) 第 n 群に含まれる項の総和を求めよ。

(3) 最初に現れる 2016 は、この数列の第何項か。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

各群の項数と総和を有限和で計算し、2016を含む最小の群番号を約数条件から決めた。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) n2n^2 項,,\quad (2) n3,n^3,\quad (3) 第 2251 項

4解答

解答を見る途中式つきの解答

第 k 群は k,2k,…,(k−1)k,k2,(k−1)k,…,2k,k である。(1) 上りの k 項と、頂点の k2 の後の下り k−1 項からなるので、項数は 2k−1。したがって第 n 群の末項までの項数は∑k=1n(2k−1)=2n(n+1)2−n=n2.(2) 第 n 群の総和はn(1+2+⋯+(n−1)+n+(n−1)+⋯+2+1)=n(2(n−1)n2+n)=n⋅n2=n3.(3) 第 k 群の各項は km (1≦m≦k) だから、2016が含まれるには k∣2016 かつ k2≧2016 が必要。442=1936<2016<2025=452 より k≧45.2016=25⋅32⋅7.45,46,47 はいずれも 2016 の約数ではなく、 48=24⋅3∣2016 なので、初めて含む群は第 48 群。2016=48⋅42 であり、第 48 群の上りの 42 番目に現れる。第 47 群までの項数は 472=2209 だから、全体では 2209+42=2251 番目。\displaystyle \text{第 }k\text{ 群は }k,2k,\ldots,(k-1)k,k^2,(k-1)k,\ldots,2k,k\text{ である。} \text{(1) 上りの }k\text{ 項と、頂点の }k^2\text{ の後の下り }k-1\text{ 項からなるので、項数は }2k-1\text{。したがって第 }n\text{ 群の末項までの項数は} \sum\limits _{k=1}^{n}(2k-1)=2\frac{n(n+1)}{2}-n=n^2. \text{(2) 第 }n\text{ 群の総和は} n(1+2+\cdots +(n-1)+n+(n-1)+\cdots +2+1) =n\left(2\frac{(n-1)n}{2}+n\right)=n\cdot n^2=n^3. \text{(3) 第 }k\text{ 群の各項は }km\ (1\le m\le k)\text{ だから、2016が含まれるには }k\mid2016\text{ かつ }k^2\ge2016\text{ が必要。} 44^2=1936<2016<2025=45^2\text{ より }k\ge45.\quad 2016=2^5\cdot3^2\cdot7. 45,46,47\text{ はいずれも }2016\text{ の約数ではなく、 }48=2^4\cdot3\mid2016\text{ なので、初めて含む群は第 }48\text{ 群。} 2016=48\cdot42\text{ であり、第 }48\text{ 群の上りの }42\text{ 番目に現れる。} \text{第 }47\text{ 群までの項数は }47^2=2209\text{ だから、全体では }2209+42=2251\text{ 番目。}

この問題で使う考え方

  • 約数・倍数
  • 等差数列の一般項と和
  • 総和記号と数列の和

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。