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東海大学/2024年度/2日目

東海大学 2024年 2日目 数学 第1問解答・解説

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1問題

東海大学2024年度第1問

次の空欄を埋めなさい。解答は分数の場合には既約分数の形で書きなさい。

1

(1) 自然数 m,nm,n が m2−n2=35m^{2}-n^{2}=35 を満たすとき、mnmn の取り得る値は ア\boxed{\text{ア}} と イ\boxed{\text{イ}} である。ただし、ア<イ\boxed{\text{ア}}<\boxed{\text{イ}} とする。

(2) (x+1x2)9\displaystyle \left(x+\frac{1}{x^{2}}\right)^{9} の展開式の定数項は ウ\boxed{\text{ウ}} である。

(3) A,BA,B を実数とする。関数 f(x)=Ax2+24xf(x)=Ax^{2}+24x と g(x)=24x2+Bxg(x)=24x^{2}+Bx が等式 f(x)=24x+x2∫01g(t) dt,g(x)=24x2+x∫01f(t) dt.\displaystyle \begin{aligned} f(x)&=24x+x^{2}\int_{0}^{1}g(t)\,dt,\\ g(x)&=24x^{2}+x\int_{0}^{1}f(t)\,dt. \end{aligned} を満たすとき、A=エ, B=オA=\boxed{\text{エ}},\ B=\boxed{\text{オ}} である。

(4) 213×312×6−16×(1.5)−13=カ\displaystyle 2^{\frac{1}{3}}\times 3^{\frac{1}{2}}\times 6^{-\frac{1}{6}}\times(1.5)^{-\frac{1}{3}}=\boxed{\text{カ}} である。

(5) 2直線 l:4x+3y−3=0, m:3x+4y−8=0l:4x+3y-3=0,\ m:3x+4y-8=0 の交点を PP とし、ll と yy 軸の交点を QQ とし、mm と yy 軸の交点を RR とする。このとき、∠QPR\angle QPR を2等分する直線の方程式は 7x+キy−ク=07x+\boxed{\text{キ}}y-\boxed{\text{ク}}=0 である。

(6) sin⁡α−sin⁡β=13, cos⁡α+cos⁡β=15\displaystyle \sin\alpha-\sin\beta=\frac{1}{3},\ \cos\alpha+\cos\beta=\frac{1}{5} のとき、cos⁡(α+β)=ケ\cos(\alpha+\beta)=\boxed{\text{ケ}} である。

(7) 一般項が ak=(−1)k+1k2a_{k}=(-1)^{k+1}k^{2} である数列 {ak}\{a_{k}\} の初項から第 nn 項までの和を SnS_{n} とする。S2nS_{2n} と S2n−1S_{2n-1} を nn の式で表すと、S2n=コS_{2n}=\boxed{\text{コ}} であり、S2n−1=サS_{2n-1}=\boxed{\text{サ}} である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

各小問を独立に計算し、整数因数の全列挙、二項定理の該当項、定積分による係数決定、指数法則、座標・角の二等分線、三角関数の和積公式、項を組にする数列和で解いた。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) ア=6, =6,\space{} イ=306;=306;\quad (2) ウ=84;=84;\quad (3) エ=845, \displaystyle =\frac{84}{5},\space{} オ=885;\displaystyle =\frac{88}{5};\quad (4) カ=2;=\sqrt2;\quad (5) キ=7, =7,\space{} ク=11;=11;\quad (6) ケ=−208225;\displaystyle =-\frac{208}{225};\quad (7) コ=−2n2−n, =-2n^2-n,\space{} サ=2n2−n.=2n^2-n.

4解答

解答を見る途中式つきの解答

・ m2−n2=(m−n)(m+n)=35m^2-n^2=(m-n)(m+n)=35。m>nm>n だから両因数は正の奇数であり、因数の組は (1,35),(5,7)(1,35),(5,7) である。前者から (m,n)=(18,17)(m,n)=(18,17)、後者から (m,n)=(6,1)(m,n)=(6,1) を得る。したがって mn=306,6mn=306,6 であり、小さい順に 6,3066,306。

・ 二項定理の一般項は (9k)x9−k(1x2)k=(9k)x9−3k.\displaystyle \binom{9}{k}x^{9-k}\left(\frac1{x^2}\right)^k =\binom{9}{k}x^{9-3k}. 定数項は 9−3k=09-3k=0、すなわち k=3k=3 の項であるから、係数は (93)=84\displaystyle \binom93=84。

・ 二つの積分を計算すると ∫01g(t) dt=8+B2,∫01f(t) dt=A3+12.\displaystyle \int_0^1g(t)\,dt=8+\frac B2,\qquad \int_0^1f(t)\,dt=\frac A3+12. 与式で x2x^2、xx の係数をそれぞれ比較して A=8+B2,B=A3+12.\displaystyle A=8+\frac B2,\qquad B=\frac A3+12. これを代入すると A=14+A6\displaystyle A=14+\frac A6、よって A=845\displaystyle A=\frac{84}{5}、さらに B=885\displaystyle B=\frac{88}{5}。

・ 1.5=32\displaystyle 1.5=\frac32 より 21/331/26−1/6(1.5)−1/3=21/331/22−1/63−1/63−1/321/3=21/2=2.2^{1/3}3^{1/2}6^{-1/6}(1.5)^{-1/3} =2^{1/3}3^{1/2}2^{-1/6}3^{-1/6}3^{-1/3}2^{1/3} =2^{1/2}=\sqrt2.

・ 連立して P=(−12/7,23/7)P=(-12/7,23/7)、また Q=(0,1),R=(0,2)Q=(0,1), R=(0,2)。したがって PQ=122+1627=207,PR=122+927=157.\displaystyle PQ=\frac{\sqrt{12^2+16^2}}7=\frac{20}{7},\qquad PR=\frac{\sqrt{12^2+9^2}}7=\frac{15}{7}. ∠QPR\angle QPR の内角の二等分線が QRQR と交わる点を TT とすると、角の二等分線の定理から QT:TR=PQ:PR=4:3QT:TR=PQ:PR=4:3。QR=1QR=1 なので T=(0,11/7)T=(0,11/7)。P,TP,T を通る直線の傾きは −1-1 だから y=−x+117,7x+7y−11=0.\displaystyle y=-x+\frac{11}{7},\qquad 7x+7y-11=0. よって キ=7,ク=11\text{キ}=7,\text{ク}=11。

・ U=(α+β)/2, V=(α−β)/2U=(\alpha+\beta)/2,\ V=(\alpha-\beta)/2 とおくと、和積公式から 2cos⁡Usin⁡V=13,2cos⁡Ucos⁡V=15.\displaystyle 2\cos U\sin V=\frac13,\qquad 2\cos U\cos V=\frac15. 両式を平方して加えると 4cos⁡2U=19+125=34225\displaystyle 4\cos^2U=\frac19+\frac1{25}=\frac{34}{225}。したがって cos⁡(α+β)=cos⁡2U=2cos⁡2U−1=17225−1=−208225.\displaystyle \cos(\alpha+\beta)=\cos 2U=2\cos^2U-1 =\frac{17}{225}-1=-\frac{208}{225}.

・ 偶数項までを一組ずつまとめると S2n=∑j=1n((2j−1)2−(2j)2)=∑j=1n(−4j+1)=−2n2−n.\displaystyle S_{2n}=\sum\limits _{j=1}^{n}\bigl((2j-1)^2-(2j)^2\bigr) =\sum\limits _{j=1}^{n}(-4j+1) =-2n^2-n. また a2n=−4n2a_{2n}=-4n^2 なので S2n−1=S2n−a2n=(−2n2−n)+4n2=2n2−n.S_{2n-1}=S_{2n}-a_{2n}=(-2n^2-n)+4n^2=2n^2-n.

この問題で使う考え方

  • 約数・倍数
  • 二項定理
  • 定積分
  • 有理数指数と指数法則
  • 直線の方程式
  • 座標による距離
  • 角の二等分線の性質
  • 三角関数の加法定理

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