本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

近畿大学/2018年度/一般前期[01/21,02/04]

近畿大学 2018年 数学 第1問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

近畿大学2018年度第1問

解答は必ず別に配布する解答用紙に記入すること。分数形は既約分数で答え,根号中の自然数が最小となる形で答えること。根号を含む分数形は分母を有理化すること。

以下の問いに答えよ。

(1) 関数

f(x)=27x−9x−3x+1+3f(x)=27^x-9^x-3^{x+1}+3

について考える。f(x)=0f(x)=0 の解は x=アx=\boxed{\text{ア}} である。また,関数 g(x)=f(x)+f(−x)g(x)=f(x)+f(-x) とおくとき,g(x)g(x) が最小となる xx の値は x=イx=\boxed{\text{イ}} であり,その最小値は ウ\boxed{\text{ウ}} である。

(2) 2つの自然数 m,nm,n の最大公約数を GG,最小公倍数を LL とし,G<m<n<LG<m<n<L とする。

{2log⁡3L−log⁡3G=3+5log⁡32,log⁡2L+log⁡2G=7+3log⁡23\left\{\begin{array}{l} 2\log_3 L-\log_3 G=3+5\log_3 2,\\ \log_2 L+\log_2 G=7+3\log_2 3 \end{array}\right.

のとき,m=エ, n=オm=\boxed{\text{エ}},\ n=\boxed{\text{オ}} である。

(3) 直線 y=ax+by=ax+b を ℓ\ell とする。ただし,a,ba,b は定数とする。直線 ℓ\ell 上のどのような点 (x,y)(x,y) に対しても,点 (5x+6y,x+4y)(5x+6y,x+4y) もまた ℓ\ell 上にあるとする。このとき,

(a,b)=(カ,キ), (ク,ケ)(a,b)=(\boxed{\text{カ}},\boxed{\text{キ}}),\ (\boxed{\text{ク}},\boxed{\text{ケ}})

である。ただし,カ<ク\boxed{\text{カ}}<\boxed{\text{ク}} とする。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • - (1) \quad ア:x=0,12;\displaystyle : x=0,\frac12;\quad イ=0;=0;\quad ウ=0=0\quad
    - (2) \quad エ=48,=48,\quad オ=72=72\quad
    - (3) (\quad (カ,キ)=(−12,0),(\displaystyle )=(-\frac12,0),\quad (ク,ケ)=(13,0)\displaystyle )=(\frac13,0)

3解答

解答を見る途中式つきの解答

近畿大学 2018 大問1(A)

問題

(1) f(x)=27x−9x−3x+1+3f(x)=27^x-9^x-3^{x+1}+3 について、f(x)=0f(x)=0 の解と、g(x)=f(x)+f(−x)g(x)=f(x)+f(-x) の最小値およびそのときの xx を求める。

(2) 自然数 m,nm,n の最大公約数を GG、最小公倍数を LL とする。G<m<n<LG<m<n<L とし、 2log⁡3L−log⁡3G=3+5log⁡32,log⁡2L+log⁡2G=7+3log⁡232\log_3L-\log_3G=3+5\log_32,\qquad \log_2L+\log_2G=7+3\log_23 を満たすときの m,nm,n を求める。

(3) 直線 ℓ:y=ax+b\ell:y=ax+b 上の任意の点 (x,y)(x,y) に対し、点 (5x+6y,x+4y)(5x+6y,x+4y) も ℓ\ell 上にあるときの (a,b)(a,b) を求める。

解答

(1)

t=3xt=3^x とおくと t>0t>0 であり、 f(x)=t3−t2−3t+3=(t−1)(t2−3).\begin{aligned} f(x) &=t^3-t^2-3t+3\\ &=(t-1)(t^2-3). \end{aligned} したがって f(x)=0f(x)=0 は t=1t=1 または t2=3t^2=3 と同値である。t>0t>0 より t=1,3t=1,\sqrt3 であり、 3x=1ならばx=0,3x=3=31/2ならばx=12.\displaystyle 3^x=1\quad\text{ならば}\quad x=0,\qquad 3^x=\sqrt3=3^{1/2}\quad\text{ならば}\quad x=\frac12. よって解は x=0, 12\displaystyle \boxed{x=0,\ \frac12}。

次に u=t+t−1u=t+t^{-1} とおく。正の tt に対し u−2=(t−1)2t≧0\displaystyle u-2=\frac{(t-1)^2}{t}\ge0 なので u≧2u\ge2 である。また t2+t−2=u2−2,t3+t−3=u3−3u.t^2+t^{-2}=u^2-2,\qquad t^3+t^{-3}=u^3-3u. これらから g(x)=t3+t−3−(t2+t−2)−3(t+t−1)+6=u3−u2−6u+8=(u−2)(u2+u−4).\begin{aligned} g(x) &=t^3+t^{-3}-(t^2+t^{-2})-3(t+t^{-1})+6\\ &=u^3-u^2-6u+8\\ &=(u-2)(u^2+u-4). \end{aligned} u≧2u\ge2 のとき u2+u−4≧2>0u^2+u-4\ge2>0 だから、g(x)≧0g(x)\ge0。等号は u=2u=2、すなわち t=1t=1 のときに限り、これは x=0x=0 と同値である。したがって イ=0,ウ=0.\boxed{\text{イ}=0,\qquad \text{ウ}=0}.

(2)

対数の性質を用いて二つの式をまとめると log⁡3L2G=log⁡327+log⁡325=log⁡3864,log⁡2(LG)=log⁡227+log⁡233=log⁡23456.\displaystyle \log_3\frac{L^2}{G} =\log_3 27+\log_3 2^5 =\log_3 864, \qquad \log_2(LG) =\log_2 2^7+\log_2 3^3 =\log_2 3456. よって L2G=864,LG=3456.\displaystyle \frac{L^2}{G}=864,\qquad LG=3456. 前式を後式で割ると L/G2=1/4L/G^2=1/4、すなわち L=G2/4L=G^2/4。これを LG=3456LG=3456 に代入して G34=3456,G3=13824=243.\displaystyle \frac{G^3}{4}=3456,\qquad G^3=13824=24^3. GG は正なので G=24G=24、さらに L=144L=144。

m=24r, n=24sm=24r,\ n=24s とおくと、gcd⁡(r,s)=1\gcd(r,s)=1 であり L=24rs=144L=24rs=144 だから rs=6rs=6。また G<m<n<LG<m<n<L より 1<r<s<61<r<s<6 である。積が 66 となるこの範囲の正整数の組は (r,s)=(2,3)(r,s)=(2,3) のみ。したがって m=48,n=72.\boxed{m=48,\qquad n=72}.

(3)

直線上の点は y=ax+by=ax+b と表され、任意の実数 xx をとる。変換後の座標を x′,y′x',y' とすると x′=(5+6a)x+6b,y′=(1+4a)x+4b.x'=(5+6a)x+6b,\qquad y'=(1+4a)x+4b. 変換後も同じ直線上にある条件は、すべての xx について y′=ax′+by'=ax'+b となることである。係数と定数項を比較して 1+4a=a(5+6a),4b=6ab+b.1+4a=a(5+6a),\qquad 4b=6ab+b. 前者は 6a2+a−1=(3a−1)(2a+1)=06a^2+a-1=(3a-1)(2a+1)=0 なので a=13\displaystyle a=\frac13 または a=−12\displaystyle a=-\frac12。後者は 3b(1−2a)=03b(1-2a)=0 である。どちらの aa も 1/21/2 ではないから b=0b=0。指定された順序 aカ<aクa_{\text{カ}}<a_{\text{ク}} に従えば (カ,キ)=(−12,0),(ク,ケ)=(13,0).\displaystyle \boxed{(\text{カ},\text{キ})=\left(-\frac12,0\right),\qquad (\text{ク},\text{ケ})=\left(\frac13,0\right)}.

最終答案

- (1) ア:x=0,12;イ=0;ウ=0\displaystyle \text{ア}: x=0,\frac12;\quad \text{イ}=0;\quad \text{ウ}=0 - (2) エ=48,オ=72\text{エ}=48,\quad \text{オ}=72 - (3) (カ,キ)=(−12,0),(ク,ケ)=(13,0)\displaystyle (\text{カ},\text{キ})=(-\frac12,0),\quad (\text{ク},\text{ケ})=(\frac13,0)

使用した解法

指数を t=3xt=3^x と置換して因数分解し、対称式を u=t+t−1u=t+t^{-1} で整理した。対数式は底ごとの対数法則で G,LG,L の連立方程式に直し、最大公約数・最小公倍数を用いて m,nm,n を特定した。直線の条件は変換後の座標を代入して係数比較した。

この問題で使う考え方

  • 有理数指数と指数法則
  • 高次方程式
  • 三次の乗法・因数分解公式
  • 等式・不等式の証明
  • 対数とその性質
  • 約数・倍数
  • 直線の方程式
  • 二次方程式とグラフ

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。