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近畿大学/2019年度/一般前期[01/27,02/10]

近畿大学 2019年 数学 第2問解答・解説

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1問題

近畿大学2019年度第2問

関数 f(θ)=−2sin⁡3θ+9cos⁡2θ−18sin⁡θ−9(ただし −π2≦θ≦π2)\displaystyle f(\theta)=-2\sin3\theta+9\cos2\theta-18\sin\theta-9 \quad\left(\text{ただし }-\frac{\pi}{2}\leq\theta\leq\frac{\pi}{2}\right) について考える。

(1) x=sin⁡θx=\sin\theta とおくとき,f(θ)f(\theta) を xx を用いて表せ。この関数を g(x)g(x) とする。

(2) f(θ)f(\theta) の最大値およびそのときの θ\theta の値を求めよ。また,f(θ)f(\theta) の最小値およびそのときの θ\theta の値を求めよ。

(3) 座標平面上で,(1)の関数のグラフ y=g(x)y=g(x) を考える。グラフの yy 座標が最大となる点を AA,最小となる点を BB とするとき,直線 ABAB と曲線 y=g(x)y=g(x) で囲まれた図形の面積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

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  • g(x)=8x3−18x2−24x;fmax⁡=132 (θ=−π6),fmin⁡=−34 (θ=π2);\displaystyle g(x)=8x^3-18x^2-24x;\quad f_{\max}=\frac{13}{2}\space{}(\theta=-\frac{\pi}{6}),\quad f_{\min}=-34\space{}(\theta=\frac{\pi}{2});\quad 面積=274.\displaystyle =\frac{27}{4}.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

第2問 −π/2≦θ≦π/2-\pi/2\le\theta\le\pi/2 だから x=sin⁡θx=\sin\theta は −1≦x≦1-1\le x\le1 を動く。また sin⁡3θ=3x−4x3,cos⁡2θ=1−2x2.\sin3\theta=3x-4x^3,\qquad \cos2\theta=1-2x^2. よって f(θ)=−2(3x−4x3)+9(1−2x2)−18x−9=8x3−18x2−24x.f(\theta)=-2(3x-4x^3)+9(1-2x^2)-18x-9 =8x^3-18x^2-24x. 従って g(x)=8x3−18x2−24x(−1≦x≦1).g(x)=8x^3-18x^2-24x\qquad(-1\le x\le1). これが(1)の答えである。

(2) g′(x)=24x2−36x−24=12(2x+1)(x−2).g'(x)=24x^2-36x-24=12(2x+1)(x-2). −1≦x≦1-1\le x\le1 では x−2<0x-2<0 であり、2x+12x+1 は x=−1/2x=-1/2 で符号が変わる。従って gg は −1≦x≦−1/2-1\le x\le-1/2 で増加し、−1/2≦x≦1-1/2\le x\le1 で減少する。端点と極値点での値は g(−1)=−2,g(−12)=132,g(1)=−34.\displaystyle g(-1)=-2,\qquad g\left(-\frac12\right)=\frac{13}{2},\qquad g(1)=-34. 従って最大値は 13/213/2、最小値は −34-34 である。正弦は指定区間で単調増加なので、対応する角はそれぞれ θ=−π6,θ=π2.\displaystyle \theta=-\frac{\pi}{6},\qquad \theta=\frac{\pi}{2}.

(3) 最大点と最小点は A(−12,132),B(1,−34)\displaystyle A\left(-\frac12,\frac{13}{2}\right),\qquad B(1,-34) である。直線ABABの傾きは −27-27 なので、その方程式を L(x)L(x) とすると L(x)=−27x−7.L(x)=-27x-7. 曲線との交点を調べると g(x)−L(x)=8x3−18x2+3x+7=(2x+1)(x−1)(4x−7).g(x)-L(x)=8x^3-18x^2+3x+7=(2x+1)(x-1)(4x-7). グラフの定義域 −1≦x≦1-1\le x\le1 では交点は x=−1/2,1x=-1/2,1 のみであり、その間では右辺は非負である。従って囲まれた面積は ∫−1/21{g(x)−L(x)} dx=[2x4−6x3+32x2+7x]−1/21=92−(−94)=274.\displaystyle \begin{aligned} \int_{-1/2}^{1}\{g(x)-L(x)\}\,dx &=\left[2x^4-6x^3+\frac32x^2+7x\right]_{-1/2}^{1}\\ &=\frac92-\left(-\frac94\right)=\frac{27}{4}. \end{aligned}

検算 x=−1/2x=-1/2 では g=13/2g=13/2、x=1x=1 では g=−34g=-34 となり、いずれも直線LL上にある。差の因数分解の第3根は 7/4>17/4>1 なので定義域内に余分な交点はない。また積分区間内で g−L≧0g-L\ge0 であり、面積の符号も整合する。

この問題で使う考え方

  • 三角関数の加法定理
  • 二倍角の公式
  • 多項式の導関数
  • 導関数と増減
  • 極大・極小
  • 直線の方程式
  • 高次方程式
  • 定積分による面積

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