長崎大学/2021年度/前期
長崎大学 2021年 数学 第6問解答・解説
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1問題
座標平面上に4点 を頂点とする長方形 がある。原点を通る2直線 が長方形の辺と交わる点をそれぞれ とする。ただし, である。 とするとき,関数 を以下のように定義する。 のとき, は線分 の長さとする。 のとき, は線分 の長さと線分 の長さの和とする。以下の問いに答えよ。
(1) を の式で表せ。
(2) のとき, の値を求めよ。
(3) が, で微分可能であるかどうか調べよ。
(4) の増減表を作成せよ。 を求め, の最大値と最小値,およびこのときの と の値をそれぞれ求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
で微分可能であり、
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
長方形の内部では、右辺が 、上辺が である。 とおくと、加法定理より、直線 の傾きは ここで であり、 である。また、 は と同値で、 は と同値である。
のとき、、 となるので、座標による距離から のときは、、 である。したがって 、 であり、 以上が (1) の答えである。
(2) では である。 とおくと、二倍角の公式から であり、 より である。これを正の範囲の式に代入して
(3) であり、 の式の における左微分係数は である。一方、 の式を とすると、右微分係数は である。左右の微分係数が一致するから、 で微分可能であり、 である。
(4) では 分母は正であり、分子の零点は である。このうち を満たすのは だけで、 は 、 は である。また、 では その零点は であり、 は 、 は である。さらに なので、 は まで減少し、 から まで増加し、 から先は減少する。 端の極限は 増減表は である。なお、 は定義域に含まれない。したがって、最小値は であり、、すなわち のときにとる。最大値は であり、、すなわち のときにとる。
この問題で使う考え方
- 直線の方程式
- 座標による距離
- 三角関数の加法定理
- 二倍角の公式
- 導関数と増減
- 商の微分
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