北里大学/2012年度
北里大学 2012年 数学 第2問解答・解説
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1問題
は実数で、 とする。行列 で表される1次変換 によって点 は点 に移るとする。以下の問に答えよ。
(1) 行列 は逆行列 をもつことを示せ。
(2) 逆行列 によって表される1次変換 が点 を点 に移すとき、行列 を求めよ。 答 (3) (2)で求めた行列 で表される1次変換 により、円 上の点 が移された点を とする。原点を とおくとき、2つのベクトル と のなす角が となるような点 の座標をすべて求めよ。 答
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
一次変換を成分式で扱って逆変換の存在と行列を求め、内積による角の条件を単位円の座標条件へ帰着した。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- が存在する。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) 変換の定義から、点 の像の座標は である。 の像が なので である。任意の を像とする点を求める連立方程式を考えると、二つの式の差から 仮定 より が一意に定まり、さらに から 、続いて が一意に定まる。したがって任意の点に対して像を与える点がただ一つ存在し、この変換は逆変換をもつ。よって行列 は逆行列 をもつ。 (2) が を に移すので、逆変換の定義から は を に移す。したがって 最初の式から として第三式に代入すると より である。同様に を第四式に代入すると より となる。よって 実際、この変換は 、 を満たす。 (3) とおくと であり、(2)の変換で移る点は である。 とおけば また なので であり、 である。内積の定義より、なす角を とすると これが に等しい条件を両辺正として二乗すると よって である。このとき なので二乗による余分な解はなく、実際に内積から得る角は となる。さらに したがって ()であり、加減して を得る。符号の選択は独立なので、これは求める4点すべてである。
この問題で使う考え方
- 行列を用いた表現
- ベクトルの成分表示
- ベクトルの和・差・実数倍
- ベクトルの内積
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