高知大学/2025年度/前期
高知大学 2025年 数学 第1問解答・解説
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1問題
を正の整数とし,集合を次で定義する。また,有限集合の要素の個数をで表す。このとき,次の問いに答えよ。(100点)
(1) のとき,の値を求めよ。
(2) のとき,の値を求めよ。
(3) を満たすとする。このとき,となるの値をすべて求めよ。
(4) のとき,が奇数となるような最小のの値を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2解答
解答を見る答えはこの解答の中にあります
準備 有限集合について を用いる。
(1) のとき、を満たす整数点は の5点である。したがって 。
(2) のとき、とおくと、も整数全体を動き、の条件は となる。ごとに数えると だから 。
(3) で、は正の整数なので 。 に属する点の座標は 、に属する点の座標は を満たす。より だから、これらの区間が重なる条件は 、すなわち である。 この条件を満たすとき、整数 は両方の区間に入り、となる。逆に なら両区間は重ならず、共通点はない。よって を代入すると と合わせて 。
(4) はを保ち、固定される格子点はだけなので は奇数である。同様に はを保ち、固定点はだけなので も奇数である。和集合の公式より、の偶奇はの偶奇と一致する。 ではとが組になるため、その個数の偶奇は 上の共通点数の偶奇で決まる。このときのの範囲は なら共通点は0個、なら2個で、いずれも偶数。では点数は 個であり、で初めて奇数となる。では点数は 個だが、これより小さい ですでに奇数となる。したがって求める最小値は 。
この問題で使う考え方
- 格子点の座標別直接計数
- 整数平行移動
- x座標区間の重なり判定
- 対称性による偶奇判定
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