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聖マリアンナ医科大学/2023年度/一般

聖マリアンナ医科大学 2023年 数学 第1問解答・解説

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1問題

聖マリアンナ医科大学2023年度第1問

以下の設問 (1), (2) のア〜オにあてはまる適切な数または式を解答用紙の所定の欄に記入せよ。(1) 関数 f(x)=32x+1+3−2x+1−20(3x+3−x)+10f(x)=3^{2x+1}+3^{-2x+1}-20(3^x+3^{-x})+10 の最小値は ア\boxed{\text{ア}} で、このときの xx の値は x=イx=\boxed{\text{イ}} または x=ウx=\boxed{\text{ウ}} となる。(2) 座標平面上を運動する点 PP の座標 (x,y)(x,y) が時刻 tt の関数として {x=e−tcos⁡πt2,y=e−tsin⁡πt2\displaystyle \begin{cases}x=e^{-t}\cos\frac{\pi t}{2},\\y=e^{-t}\sin\frac{\pi t}{2}\end{cases} で表されるとき、点 PP の速さは e−t2エ\displaystyle \frac{e^{-t}}{2}\sqrt{\boxed{\text{エ}}} であり、点 PP が時刻 t=0t=0 から t=オt=\boxed{\text{オ}} までの間に動く道のりは エ4\displaystyle \frac{\sqrt{\boxed{\text{エ}}}}{4} である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

(1) 指数の対称式を変数置換して二次関数の最小値を求めた。(2) 媒介変数表示を微分して速さを求め、その積分から時間を決めた。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) ア=−883,\displaystyle =-\frac{88}{3},\quadイ=−1,=-1,\quadウ=1;=1;
    (2) エ=π2+4,=\pi^2+4,\quadオ=log⁡e2=\log_e 2

4解答

解答を見る途中式つきの解答

(1)  u=3x+3−xu=3^x+3^{-x} とおくと、(3x/2−3−x/2)2≧0(3^{x/2}-3^{-x/2})^2\geq0 より u≧2u\geq2 である。また f(x)=3(32x+3−2x)−20u+10=3u2−20u+4=3(u−103)2−883.\displaystyle f(x)=3\bigl(3^{2x}+3^{-2x}\bigr)-20u+10=3u^2-20u+4=3\left(u-\frac{10}{3}\right)^2-\frac{88}{3}. u=10/3u=10/3 は範囲 u≧2u\geq2 内で実現するので、最小値は −88/3-88/3 である。z=3x>0z=3^x>0 とすると z+1z=103であるための必要十分条件は3z2−10z+3=0、すなわち(z−3)(3z−1)=0.\displaystyle z+\frac1z=\frac{10}{3}\quad\text{であるための必要十分条件は}\quad 3z^2-10z+3=0\quad\text{、すなわち}\quad(z-3)(3z-1)=0. 従って z=3,1/3z=3,1/3、すなわち x=1,−1x=1,-1 で最小値をとる。

(2)  θ=πt/2\theta=\pi t/2 とおくと、積と合成関数の微分により x′=e−t(−cos⁡θ−π2sin⁡θ),y′=e−t(−sin⁡θ+π2cos⁡θ).\displaystyle \begin{aligned} x'&=e^{-t}\left(-\cos\theta-\frac{\pi}{2}\sin\theta\right),\\ y'&=e^{-t}\left(-\sin\theta+\frac{\pi}{2}\cos\theta\right). \end{aligned} よって交差項が打ち消し合い、速さは (x′)2+(y′)2=e−t1+π24=e−t2π2+4.\displaystyle \sqrt{(x')^2+(y')^2}=e^{-t}\sqrt{1+\frac{\pi^2}{4}}=\frac{e^{-t}}{2}\sqrt{\pi^2+4}. 従って [エ]=π2+4[\text{エ}]=\pi^2+4。T=オT=\text{オ} とすると、T≧0T\geq0 での道のりは ∫0Te−t2π2+4 dt=π2+42(1−e−T).\displaystyle \int_0^T\frac{e^{-t}}2\sqrt{\pi^2+4}\,dt=\frac{\sqrt{\pi^2+4}}2(1-e^{-T}). これが問題の値 π2+4/4\sqrt{\pi^2+4}/4 に等しいから e−T=1/2e^{-T}=1/2、よって T=log⁡e2T=\log_e 2 である。

この問題で使う考え方

  • 二次関数の最大・最小
  • 有理数指数と指数法則
  • 積の微分
  • 合成関数の微分
  • 三角関数の微分
  • 指数・対数関数の微分
  • 速度と加速度
  • 三角・指数・対数関数等の積分

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