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聖マリアンナ医科大学/2023年度/一般

聖マリアンナ医科大学 2023年 数学 第3問解答・解説

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1問題

聖マリアンナ医科大学2023年度第3問

放物線 y2=2xy^2=2x を CC とする。以下の設問 (1), (2) のモ〜ロに当てはまる適切な数または式を解答用紙の所定の欄に記入せよ。(1) CC 上の2点 A(92,3),B(18,12)\displaystyle A\left(\frac{9}{2},3\right), B\left(\frac{1}{8},\frac{1}{2}\right) での接線の交点を PP とする。このとき、PP の座標は (モ,ヤ)(\boxed{\text{モ}},\boxed{\text{ヤ}}) である。また、∠APB\angle APB の大きさを弧度法で表すと ユ\boxed{\text{ユ}} である。(2) CC 上の2点を A(a22,a),B(b22,b)\displaystyle A\left(\frac{a^2}{2},a\right), B\left(\frac{b^2}{2},b\right) とおく。ただし a>ba>b である。A,BA,B での接線の交点を P(X,Y)P(X,Y) とするとき、XX と YY を a,ba,b で表すと X=ヨ2, Y=ラ2\displaystyle X=\frac{\boxed{\text{ヨ}}}{2},\ Y=\frac{\boxed{\text{ラ}}}{2} である。(3) (2)において ∠APB\angle APB を (1)の ユ\boxed{\text{ユ}} に保ったまま A,BA,B を動かすとき、XX の最小値は リ\boxed{\text{リ}} となる。また、点 PP の軌跡は双曲線 x2ル−y2レ=1\displaystyle \frac{x^2}{\boxed{\text{ル}}}-\frac{y^2}{\boxed{\text{レ}}}=1 を xx 軸方向に ロ\boxed{\text{ロ}} だけ平行移動した曲線の一部である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)P=(34,74),∠APB=3π4.\displaystyle \quad P=\left(\frac34,\frac74\right),\quad\angle APB=\frac{3\pi}{4}.\quad (2)X=ab2,Y=a+b2.\displaystyle \quad X=\frac{ab}{2},\quad Y=\frac{a+b}{2}.\quad (3)Xmin⁡=2−32,(X+3/2)22−Y22=1\displaystyle \quad X_{\min}=\sqrt2-\frac32,\quad \frac{(X+3/2)^2}{2}-\frac{Y^2}{2}=1\quadの右枝.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

接線の公式をまず求める。C:y2=2xC:y^2=2x 上の点 (t2/2,t)\left(t^2/2,t\right) における接線は ty=x+t22\displaystyle ty=x+\frac{t^2}{2} である。実際、この直線を放物線に代入すると (y−t)2=0(y-t)^2=0 となり、接する。

(1) A,BA,B に対応する tt はそれぞれ 3,1/23,1/2 だから、接線は 3y=x+92,12y=x+18.\displaystyle 3y=x+\frac92,\qquad \frac12y=x+\frac18. 連立して P=(3/4,7/4)P=(3/4,7/4) を得る。さらに PA→=(154,54),PB→=(−58,−54).\displaystyle \overrightarrow{PA}=\left(\frac{15}{4},\frac54\right),\qquad \overrightarrow{PB}=\left(-\frac58,-\frac54\right). 内積は −125/32-125/32、長さの積は 1252/32125\sqrt2/32 である。よって cos⁡∠APB=−12,∠APB=3π4.\displaystyle \cos\angle APB=-\frac1{\sqrt2},\qquad\angle APB=\frac{3\pi}{4}.

(2) A=(a2/2,a)A=\left(a^2/2,a\right)、B=(b2/2,b)B=\left(b^2/2,b\right) における接線は aY=X+a22,bY=X+b22.\displaystyle aY=X+\frac{a^2}{2},\qquad bY=X+\frac{b^2}{2}. a>ba>b より a−b≠0a-b\ne0 だから、差をとると Y=(a+b)/2Y=(a+b)/2。これを代入して X=ab/2X=ab/2 となる。従って ヨ=ab, ラ=a+b\text{ヨ}=ab,\ \text{ラ}=a+b。

(3) d=a−b>0d=a-b>0 とすると、(2)の PP からのベクトルは PA→=d2(a,1),PB→=−d2(b,1).\displaystyle \overrightarrow{PA}=\frac d2(a,1),\qquad \overrightarrow{PB}=-\frac d2(b,1). 従って cos⁡∠APB=−ab+1(a2+1)(b2+1).\displaystyle \cos\angle APB=-\frac{ab+1}{\sqrt{(a^2+1)(b^2+1)}}. (1)と同じ角 3π/43\pi/4 に保つ条件は ab+1(a2+1)(b2+1)=12,ab+1>0.\displaystyle \frac{ab+1}{\sqrt{(a^2+1)(b^2+1)}}=\frac1{\sqrt2},\qquad ab+1>0. p=ab, s=a+bp=ab,\ s=a+b とおいて両辺を2乗し整理すると 2(p+1)2=(a2+1)(b2+1)すなわちs2=p2+6p+1.2(p+1)^2=(a^2+1)(b^2+1)\quad\text{すなわち}\quad s^2=p^2+6p+1. (2)から X=p/2,Y=s/2X=p/2,Y=s/2 なので (X+32)2−Y2=2,(X+3/2)22−Y22=1.\displaystyle \left(X+\frac32\right)^2-Y^2=2, \qquad \frac{(X+3/2)^2}{2}-\frac{Y^2}{2}=1. さらに p>−1p>-1 と s2≧0s^2\geq0 より p2+6p+1≧0p^2+6p+1\geq0 である。したがって p≧−3+22p\geq-3+2\sqrt2、よって X≧−32+2\displaystyle X\geq-\frac32+\sqrt2。等号は s=0s=0、a=2−1,b=1−2a=\sqrt2-1,b=1-\sqrt2 のとき成立し、確かに a>ba>b で角の条件も満たす。逆に、この双曲線の右側の枝上の任意の点 (X,Y)(X,Y) に対し、p=2Xp=2X、s=2Ys=2Y とおく。 このとき p≧−3+22>−1p\ge-3+2\sqrt2>-1 であり、二次方程式 z2−sz+p=0z^2-sz+p=0 の判別式は s2−4p=p2+2p+1=(p+1)2>0s^2-4p=p^2+2p+1=(p+1)^2>0 となる。従って異なる実数根を a>ba>b とすれば、a+b=sa+b=s、ab=pab=p が成り立ち、(2)の交点は元の (X,Y)(X,Y) となる。 さらに ab+1=p+1>0ab+1=p+1>0 なので、二乗前の角の式も成り立つ。よって右側の枝のすべての点が実現する。

軌跡は上の双曲線の右側の枝であり、原点中心の双曲線を xx 軸方向に −3/2-3/2 だけ平行移動したものである。従って リ=2−3/2, ル=2, レ=2, ロ=−3/2\text{リ}=\sqrt2-3/2,\ \text{ル}=2,\ \text{レ}=2,\ \text{ロ}=-3/2。

この問題で使う考え方

  • 放物線
  • 直線の方程式
  • ベクトルの内積
  • 軌跡
  • 二次方程式の判別式
  • 双曲線

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