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筑波大学/2007年度

筑波大学 2007年 数学 第6問解答・解説

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1問題

筑波大学2007年度第6問

xy 平面上で, 2 次曲線 C:x2+ay2+by=0C: x^{2} + ay^{2} + by = 0 が直線 L:y=2x−1L: y = 2x - 1 に点 P で接している。ただし, a≠−14\displaystyle a \neq -\frac{1}{4} とする。

(1) a と b の関係式を求めよ。

(2) Cが楕円, 放物線, 双曲線となるそれぞれの場合に, b の値の範囲を求めよ。

(3) C が楕円となる場合の接点 P の存在範囲を求め, xy 平面上に図示せよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) a=b2+ba=b^2+b。 (2) 楕円:b<−1b<-1 または b>0b>0。放物線:b=−1b=-1。双曲線:−1<b<−12\displaystyle -1<b<-\frac12 または −12<b<0\displaystyle -\frac12<b<0。 (3) P=(x,2x−1),0<x<1,x≠12\displaystyle P=(x,2x-1),\quad 0<x<1,\quad x\ne\frac12。つまり直線 y=2x−1y=2x-1 上で (0,−1),(12,0),(1,1)\displaystyle (0,-1),(\frac12,0),(1,1) を除く2つの開線分。
  • (1)a=b2+b.(2)楕円: b<−1 または b>0;放物線: b=−1;双曲線: −1<b<−12 または −12<b<0.(3)P=(x,2x−1),0<x<1,x≠12.\displaystyle \begin{aligned}(1)&\quad a=b^2+b.\\(2)&\quad \text{楕円: }b<-1\text{ または }b>0;\quad \text{放物線: }b=-1;\\&\quad \text{双曲線: }-1<b<-\frac12\text{ または }-\frac12<b<0.\\(3)&\quad P=(x,2x-1),\quad 0<x<1,\quad x\ne\frac12.\end{aligned}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

直線 L:y=2x−1L:y=2x-1 を CC に代入すると (1+4a)x2+(2b−4a)x+(a−b)=0.(1+4a)x^2+(2b-4a)x+(a-b)=0. 仮定より 1+4a≠01+4a\ne0 なので、LL が CC に接する条件はこの二次方程式の判別式が0であること。 (2b−4a)2−4(1+4a)(a−b)=4(b2+b−a)=0.(2b-4a)^2-4(1+4a)(a-b)=4(b^2+b-a)=0. したがって (1) は a=b2+ba=b^2+b。

(2) a>0a>0 のとき x2+a(y+b2a)2=b24a\displaystyle x^2+a\left(y+\frac{b}{2a}\right)^2=\frac{b^2}{4a} となる。関係式 a=b(b+1)a=b(b+1) より、これは b<−1b<-1 または b>0b>0 のときで、右辺も正だから楕円である。

a=0a=0 なら b(b+1)=0b(b+1)=0。b=−1b=-1 では x2−y=0x^2-y=0 となり放物線、b=0b=0 では x2=0x^2=0 となる退化した二重直線である。

a<0a<0 は −1<b<0-1<b<0 に対応し、b≠0b\ne0 なので式を平方完成すれば双曲線となる。ただし仮定 a≠−1/4a\ne-1/4 により、b2+b=−1/4b^2+b=-1/4、すなわち b=−1/2b=-1/2 は除く。よって双曲線の場合は −1<b<−1/2-1<b<-1/2 または −1/2<b<0-1/2<b<0。

(3) 楕円の場合、(1) の関係を用いると xP=−2b−4a2(1+4a)=2a−b1+4a=b(2b+1)(2b+1)2=b2b+1,yP=2xP−1=−12b+1.\displaystyle x_P=-\frac{2b-4a}{2(1+4a)}=\frac{2a-b}{1+4a} =\frac{b(2b+1)}{(2b+1)^2}=\frac{b}{2b+1}, \qquad y_P=2x_P-1=-\frac1{2b+1}. b>0b>0 なら 0<xP<1/20<x_P<1/2、b<−1b<-1 なら 1/2<xP<11/2<x_P<1。また yP=2xP−1y_P=2x_P-1 なので、接点の範囲は y=2x−1,0<x<1/2 または 1/2<x<1.y=2x-1,\qquad 0<x<1/2\text{ または }1/2<x<1. 図示は、直線 y=2x−1y=2x-1 上のこの2つの開線分である。点 (0,−1),(1/2,0),(1,1)(0,-1),(1/2,0),(1,1) は含まれず、白丸で示す。   (3) の図示  直線 y=2x−1y=2x-1 上で、白丸の3点を除く部分を太線で表す。

x軸・y軸(原点O)の等縮尺の座標平面に、直線y=2x−1上の(0, −1)から(1, 1)までを太線で描き、両端(0, −1)、(1, 1)とx軸との交点(1/2, 0)の3点を白丸で示す。太線の右に「y=2x−1(0<x<1, x≠1/2)」と記し、直線の延長は薄い破線で示す。下に「太線がPの存在範囲(白丸の3点は含まない)」と注記する。

この問題で使う考え方

  • 二次方程式の判別式
  • 直線の方程式
  • 楕円
  • 放物線
  • 双曲線

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