福島県立医科大学/2017年度/前期
福島県立医科大学 2017年 数学 第1問解答・解説
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1問題
以下の各問いについて答えだけを書け。
(1) 不等式 を解け。
(2) 定積分 を求めよ。
(3) 等比数列 ,等差数列 と自然数 があって, を満たしている。 となる を の式で表せ。ただし, とする。
(4) の範囲に2つの曲線 と があって, の両方に接する2本の直線を とする。 および で囲まれた図形を 軸のまわりに回転してできる回転体の体積を とし, および で囲まれた図形を 軸のまわりに回転してできる回転体の体積を とする。 の値を求めよ。
(5) の整数部分を としたとき,不等式 が成り立つような最小の自然数 を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) () とおくと,不等式は となる。因数分解すると である。 では だから,左辺が正となる範囲は 。したがって より
(2) とおく。 より 従って原始関数は ここで , なので
(3) の公比を とする。ここで A=a_1=b_1, d=b_2-b_1 とおく。条件 より A0, r1 であり, から である。 を使うと なので約して ,すなわち 。さらに 従って
(4) 共通接線を とおく。垂直接線の接点の x 座標は, では , の右枝では で異なるため,共通接線は非垂直であり,この形で表せる。 に代入すると 接する条件を判別式 として計算すると 同様に では 二式を等しくして , を得る。接点の 座標は順に 両方が正となるのは の場合であり, だから接点は 上で , 上で となる。二本の接線は 回転断面の外半径を とする。 の囲まれた部分は にあり,楕円の弧がある範囲 では したがって円板の体積から楕円部分の円板を差し引き の囲まれた部分は にあり,双曲線の枝がある では 同じく よって
(5) とする。条件を二乗すると の場合, の範囲は順に ,, であり,いずれも整数を含まない。 では だから整数候補は 。また より ,かつ上の不等式を満たす。 なら なので,最小の自然数は
この問題で使う考え方
- 実数と無理数
- 指数関数のグラフ・増減
- 多項式の除法
- 直線の方程式
- 二次方程式の判別式
- 不定積分・定積分の性質
- 三角・指数・対数関数等の積分
- 定積分による体積
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