問1 (1)
以下,Jn=∫02xne−x2dx とおく。dxde−x2=−2xe−x2 だから,部分積分により J2=−21∫02xdxd(e−x2)dx=−21[xe−x2]02+21∫02e−x2dx=21I−e−4. したがって,∫02x2e−x2dx=21I−e−4 である。
問1 (2)
同様に部分積分すると J4=−21∫02x3dxd(e−x2)dx=−21[x3e−x2]02+23J2=−4e−4+23(21I−e−4)=43I−2e411. よって,∫02x4e−x2dx=43I−2e411 である。
問2
積の微分から ∫ab2ff′dx=[f2]ab,∫ab2f′f′′dx=[(f′)2]ab, また,部分積分により ∫ab2ff′′dx=[2ff′]ab−2∫ab(f′)2dx を得る。これらを(f+f′+f′′)2 の展開に用いると ∫ab(f+f′+f′′)2dx=∫ab(f2−(f′)2+(f′′)2)dx+[f2+2ff′+(f′)2]ab=∫ab(f2−(f′)2+(f′′)2)dx+[(f+f′)2]ab. 左辺は平方の積分なので0以上であり,求める不等式が成り立つ。
問3
問2において a=0,b=2,f(x)=e−x2/2 とする。このとき f′(x)=−xe−x2/2,f′′(x)=(x2−1)e−x2/2, したがって 0≦∫02(f+f′+f′′)2dx=∫02(x2−x)2e−x2dx=J4−2J3+J2. ここで,部分積分により J3=−21∫02x2dxd(e−x2)dx=−21[x2e−x2]02+∫02xe−x2dx=−2e−4+21(1−e−4)=21−2e45. 問1の結果と合わせると 0≦J4−2J3+J2=(43I−2e411)−2(21−2e45)+(21I−e−4)=45I−1−2e43. よって 45I≧1+2e43 であり, I≧54+5e46 を得る。