日本医科大学/2025年度/前期
日本医科大学 2025年 数学 第III問解答・解説
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1問題
を原点とする座標空間内において,点は平面内の曲線上を動き,点は平面内の曲線上を動くとき, によって定められる動点の集合をとする。点とするとき,以下の各問いの空欄に適する数値あるいは数式を求めよ。問4については導出過程も記せ。
問1 正の定数に対して,平面との共通部分は,平面内の点を中心とし,半径の円となる。
問2 点から軸に下した垂線をとするとき,線分の長さはとなる。
問3 点を平面内の点を中心として,軸の周りに回転して平面上に移す。このような点のうちで座標が正となるものをとすると,点の座標はとなる。
問4 集合上で点を動かすとき,は,の座標がのとき,最小値をとる。
(計算用紙)
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
曲線上の点を媒介変数表示してSの方程式を得る。問4ではyz平面内の半径rで距離を評価し、平方因子分解で等号条件を調べる。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- 問1: (ア,イ,ウ 問2: エ 問3: (オ,カ,キ 問4: (ク,ケ,コ サ
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
曲線上の点は,実数 を用いてそれぞれ と表せる。したがって より, ゆえに集合 は で表される。
問1では とすると となる。よって平面 内で,中心 ,半径 の円である。したがって である。
問2では,点 から 軸に下ろした垂線の足は だから, したがって である。
問3では,点 は 軸のまわりの回転で を保ち,中心 からの距離 も保つ。回転後に 平面上にあり, 座標が正である点は である。したがって である。
問4では, とおき, とする。距離の二乗は ここで である。これは から従う。したがって 等号は かつ のとき,すなわち のときに成立する。よって,固定した に対する距離の二乗の最小値は である。さらに 等号は のときに成立する。このとき等号条件から ,また である。したがって最小値は で,そのときの点は である。代入すると となり,最小値を確認できる。
この問題で使う考え方
- ベクトルの内積
- 位置ベクトル
- 空間座標と空間ベクトル
- ベクトルによる図形の考察
- 座標による距離
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