本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

大分大学/2020年度/前期

大分大学 2020年 数学 第2問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

大分大学2020年度第2問

階段を上るとき,一度に上ることができる段数は1段または2段のみであるとする。このとき以下の問いに答えなさい。

(1) ちょうど10段上る方法は全部で何通りあるか答えなさい。

(2) nn を正の整数とする。ちょうど nn 段上る方法は全部で何通りあるか答えなさい。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    89通り
  • (2)
    a1=1,a2=2,an=an−1+an−2(n≧3)a_1=1,\quad a_2=2,\quad a_n=a_{n-1}+a_{n-2}\quad(n\ge3)。
    an=Fn+1=∑j=0⌊n/2⌋(n−jj)通り\displaystyle a_n=F_{n+1}=\displaystyle\sum\limits _{j=0}^{\lfloor n/2\rfloor}\binom{n-j}{j}\quad\text{通り} where F1=F2=1F_1=F_2=1

3解答

解答を見る途中式つきの解答

大問2(階段の上り方)

(1) n段を上る方法の数を ana_n とする。最初の一歩が1段なら残りは n−1n-1 段、2段なら残りは n−2n-2 段なので、n≧3n\geq3 で an=an−1+an−2.a_n=a_{n-1}+a_{n-2}. a1=1a_1=1、a2=2a_2=2 から順に計算すると、a3=3,a4=5,a5=8,a6=13,a7=21,a8=34,a9=55,a10=89a_3=3,a_4=5,a_5=8,a_6=13,a_7=21,a_8=34,a_9=55,a_{10}=89。したがって **89通り**。

(2) 正の整数 nn に対し、a1=1,a2=2a_1=1,a_2=2 および n≧3n\geq3 で an=an−1+an−2a_n=a_{n-1}+a_{n-2} と定めれば、求める方法数は ana_n である。フィボナッチ数列を F1=F2=1, Fm+2=Fm+1+FmF_1=F_2=1,\ F_{m+2}=F_{m+1}+F_m と定めると、初期値が一致し、同じ漸化式を満たすので an=Fn+1a_n=F_{n+1}。よって答えは **Fn+1F_{n+1} 通り**(同値に、上記の漸化式と初期値で定まる数)。また、2段進む回数が jj 回なら1段進む回数は n−2jn-2j 回で、全部の動作は n−jn-j 回である。その中から2段進む jj 回の位置を選ぶので、方法数は (n−jj)\displaystyle \binom{n-j}{j} 通り。0≦j≦⌊n/2⌋0\le j\le\lfloor n/2\rfloor を足し合わせると an=∑j=0⌊n/2⌋(n−jj).\displaystyle a_n=\sum\limits _{j=0}^{\lfloor n/2\rfloor}\binom{n-j}{j}. これは nn から直接計算できる式であり、(1)の n=10n=10 では 1+9+28+35+15+1=891+9+28+35+15+1=89 と一致する。

この問題で使う考え方

  • 漸化式
  • フィボナッチ数列

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。