大阪公立大学/2024年度/前期
大阪公立大学 2024年 数学 第4問解答・解説
このページには広告が含まれます。
1問題
以下の条件を満たす実数 ,, を考える。 次の問いに答えよ。
問1 のとき, と をそれぞれ を用いて表せ。
問2 は有理数で, と既約分数で表示されているとする。ただし, は自然数, は整数とする。
(1) が の倍数ならば, と はともに整数であることを証明せよ。
(2) 逆に, と がともに整数ならば, は の倍数であることを証明せよ。
(3) と がともに整数ならば,121は の倍数であることを証明せよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
q=apを代入してpを有理式で表す。既約分数表示では整数P,Nを導入し、互いに素な分母との約数関係をベズーの等式で処理する。最後は整数恒等式から固定数121の倍数条件を得る。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (問ただし 問問問
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
を最初の式に代入すると すなわち となる。 より だから 問1では より なので 実際に条件を満たす三つ組があるためには,さらに ( のため)および ( のため)が必要である。
問2では を既約分数とし,, とおく。 は有理数なので ,したがって である。問1の式から
(1) が の倍数であるとし,( は整数) とおけば,, となるので, はともに整数である。
(2) が整数なら である。また より よって互除法によるベズーの等式から,ある整数 が存在して となる。これに をかけると であり,右辺の各項は の倍数である。したがって である。
(3) (2)より である。次の恒等式を用いる。 右辺の第2項と第3項は の倍数であり,左辺も の倍数だから, を得る。さらに より である。したがって再び互除法によるベズーの等式(またはユークリッドの補題)を用いれば 。すなわち は の倍数である。
この問題で使う考え方
- 約数・倍数
- ユークリッドの互除法
- 対偶・背理法による証明
PR
数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」
数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。
「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」
トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。
トウコベ公式サイト似た問題を、ほかの大学で
答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。
