大阪公立大学/2024年度/前期
大阪公立大学 2024年 数学 第2問解答・解説
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1問題
, は実数で とする。4次方程式 について,次の問いに答えよ。
問1 4個の相異なる虚数解をもつための と の条件を求めよ。
問2 問1で求めた条件の下で,二重根号を用いずに4個の解を表せ。
問3 問2で求めた4個の解が,複素数平面上の同一円周上にあるための と の条件を求めよ。
問4 問2で求めた4個の解が,複素数平面上の同一直線上に等間隔に並ぶための と の条件を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
x²を新しい変数とする二次方程式に帰着し、判別式と解の符号から場合分けする。各場合の平方根を実部・虚部で表し、複素数平面上の距離と間隔を調べる。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (問 または 問(各複号は独立)問問
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
とおくと,方程式は となる。その判別式は であり,, である。
問1について, のとき は異なる実数で,同符号である。 なら両方負となり, から得られる4解は相異なる純虚数である。この条件は と同値である。 なら両方正で4解は実数となる。 では重解が生じる。 なら は異なる非実共役数である。どの実数 に対しても は実数なので, から得られる4解はすべて非実数であり,相異なる。したがって求める条件は である(もともと )。
問2を場合分けして表す。 のとき, から よって4解は であり,複号は独立にとる。 のときは その共役も平方して を与えるので,4解は (複号独立)である。どちらの表し方にも二重根号はない。
問3について, の場合は4解が (,)であり,いずれも原点からの距離の2乗が であるから,同一円周上にある。 の場合は4解が異なる純虚数で同一直線上にある。円と直線の共有点は高々2点なので,4点は同一円周上にない。よって条件は である。
問4について, の4解 は より長方形の4頂点であり,同一直線上にはない。 の場合,4解を ()とおくと,, だから , である。虚軸上の順序は であり,隣り合う間隔は となる。これらが等しいための必要十分条件は ,すなわち である。このとき , より 。逆にこの条件なら で,解は実際に等間隔に並ぶ。
この問題で使う考え方
- 高次方程式
- 二次方程式の判別式
- 解と係数の関係
- 複素数の四則演算
- 複素数平面
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