和歌山県立医科大学/2017年度/前期
和歌山県立医科大学 2017年 数学 第1問解答・解説
このページには広告が含まれます。
1問題
(1) 実数を係数とする3次の整式 があり、 は2次式 で割り切れるとする。また方程式 は異なる3つの解を持ち、それらの絶対値は等しいとする。このとき、 が満たすべき条件を求め、さらに を用いて を表せ。ただし、 は実数であるとし、また の3次の係数は1とする。
(2) 実数を係数とする4次方程式 は異なる4つの解を持ち、それらは複素数平面において同一円周上にあるとする。解の2つが であるとき、他の2つの解を求めよ。ただし、 は虚数単位である。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
(1)二次因子の根が実数か非実共役かで場合を分け、等絶対値条件を根に適用する。(2)実係数性から共役根を補い、その2点の垂直二等分線で円の中心を実軸上に限定して円を決定する。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) または (2)
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) は3次の monic 多項式で、 で割り切れるから、ある実数 を用いて と書ける。二次因子の2根が実数なら、残りの根 も実数である。絶対値が等しい実数は高々2種類( と )しかないので、異なる3根という条件に反する。したがって二次因子は実数でない共役な2根をもち、 である。この2根の積は であり、共役な2根の積はその絶対値の2乗だから、共通の絶対値の2乗は である。よって 。残りの根 も絶対値が等しいため、、すなわち または である。
逆に かつ なら、二次因子の根は異なる非実共役根で、その絶対値は である。 とすれば第三の根 は実数で絶対値が となり、三根はすべて異なる。したがって求める条件と多項式は である。 だけではこの2つの符号は決まらない。
(2) は実係数なので、 が根ならその共役 も根である。点 と を通る円の中心は、それらを結ぶ線分の垂直二等分線上、すなわち実軸上にある。中心を とすると、同じ円周上にある点 と までの距離が等しいから であり、これを解いて を得る。半径は だから、円の方程式は である。この円と実軸との交点の 座標は である。既知の実根が なので、残る実根は 。したがって他の2根は である。
この問題で使う考え方
- 多項式の除法
- 二次方程式の判別式
- 複素数の四則演算
- 高次方程式
- 円の方程式
- 複素数平面
PR
数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」
数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。
「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」
トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。
トウコベ公式サイト似た問題を、ほかの大学で
答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。
