本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

京都府立医科大学/2025年度/前期

京都府立医科大学 2025年 数学 第1問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

京都府立医科大学2025年度第1問

以下の問いに答えよ。

(1) 自然数 mm に対して,2m2+192m^2+19 は5の倍数でないことを証明せよ。

(2) 自然数 m,n,km,n,k は等式 14m2n+10m2+133n=70k+45(E)14m^2n+10m^2+133n=70k+45\tag{E} を満たすとする。このとき,(2m2+19)(7n+5)(2m^2+19)(7n+5) は70の倍数であることを証明せよ。

(3) k≦50k\le 50 のとき,(2)の等式 (E)(E) を満たす自然数の組 (m,n,k)(m,n,k) をすべて求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)2m2+19≢0(mod5).(2)(2m2+19)(7n+5)=70(k+2).(3)(m,n,k)=(1,5,10),(1,15,31),(6,5,50).\begin{aligned} \text{(1)}\quad &2m^2+19\not\equiv0\pmod 5.\\ \text{(2)}\quad &(2m^2+19)(7n+5)=70(k+2).\\ \text{(3)}\quad &(m,n,k)=(1,5,10),(1,15,31),(6,5,50). \end{aligned}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) m2m^2 を 55 で割った余りは 0,1,40,1,4 のいずれかである。したがって 2m2+19≡2m2+4≡4,1,2(mod5)2m^2+19\equiv 2m^2+4\equiv 4,1,2\pmod 5 のいずれかとなり、余りは 00 にならない。よって 2m2+192m^2+19 は 55 の倍数ではない。

(2) 左辺を展開すると (2m2+19)(7n+5)=14m2n+10m2+133n+95.(2m^2+19)(7n+5)=14m^2n+10m^2+133n+95. 等式 (E)(E) を用いれば、これは 70k+45+95=70(k+2)70k+45+95=70(k+2) に等しい。よって 7070 の倍数である。

(3) (2)の恒等式より、(E)(E) を満たすことと (2m2+19)(7n+5)=70(k+2)(2m^2+19)(7n+5)=70(k+2) とは同値である。積が 7070 の倍数である。 (1)より 2m2+192m^2+19 は 55 の倍数でないから、7n+57n+5 は 55 の倍数である。よって n≡0(mod5)n\equiv0\pmod5。また 2m2+192m^2+19 は奇数なので、積が偶数となるには 7n+57n+5 が偶数でなければならず、nn は奇数である。したがって n=10r+5n=10r+5(rr は 00 以上の整数)と書ける。

さらに 7n+5≡5(mod7)7n+5\equiv5\pmod7 なのでこれは 77 の倍数ではない。ゆえに 2m2+192m^2+19 が 77 の倍数であり、 2m2+19≡2m2+5≡0(mod7)2m^2+19\equiv 2m^2+5\equiv0\pmod7 から m2≡1(mod7)m^2\equiv1\pmod7、すなわち m≡±1(mod7)m\equiv\pm1\pmod7 である。

k≦50k\le50 より積は 70(k+2)≦364070(k+2)\le3640。一方 n≧5n\ge5 だから 7n+5≧407n+5\ge40 であり、2m2+19≧212m^2+19\ge21 である。よって 2m2+19≦3640/40=912m^2+19\le3640/40=91、したがって m≦6m\le6。条件 m≡±1(mod7)m\equiv\pm1\pmod7 を満たす正の整数は m=1,6m=1,6 だけである。

n=10r+5n=10r+5 とすると 7n+5=70r+40=10(7r+4)7n+5=70r+40=10(7r+4) である。m=1m=1 のとき k+2=21⋅10(7r+4)70=21r+12,\displaystyle k+2=\frac{21\cdot10(7r+4)}{70}=21r+12, したがって k=21r+10k=21r+10。条件 k≦50k\le50 より r=0,1r=0,1 で、(n,k)=(5,10),(15,31)(n,k)=(5,10),(15,31)。m=6m=6 のとき k+2=91⋅10(7r+4)70=91r+52,\displaystyle k+2=\frac{91\cdot10(7r+4)}{70}=91r+52, ゆえに k=91r+50k=91r+50 となり、k≦50k\le50 から r=0r=0 のみである。このとき (n,k)=(5,50)(n,k)=(5,50)。以上の候補はいずれも積が 70(k+2)70(k+2) となるため (E)(E) を満たす。

この問題で使う考え方

  • 約数・倍数
  • 対偶・背理法による証明

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。