京都府立医科大学/2025年度/前期
京都府立医科大学 2025年 数学 第1問解答・解説
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1問題
以下の問いに答えよ。
(1) 自然数 に対して, は5の倍数でないことを証明せよ。
(2) 自然数 は等式 を満たすとする。このとき, は70の倍数であることを証明せよ。
(3) のとき,(2)の等式 を満たす自然数の組 をすべて求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
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3解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) を で割った余りは のいずれかである。したがって のいずれかとなり、余りは にならない。よって は の倍数ではない。
(2) 左辺を展開すると 等式 を用いれば、これは に等しい。よって の倍数である。
(3) (2)の恒等式より、 を満たすことと とは同値である。積が の倍数である。 (1)より は の倍数でないから、 は の倍数である。よって 。また は奇数なので、積が偶数となるには が偶数でなければならず、 は奇数である。したがって ( は 以上の整数)と書ける。
さらに なのでこれは の倍数ではない。ゆえに が の倍数であり、 から 、すなわち である。
より積は 。一方 だから であり、 である。よって 、したがって 。条件 を満たす正の整数は だけである。
とすると である。 のとき したがって 。条件 より で、。 のとき ゆえに となり、 から のみである。このとき 。以上の候補はいずれも積が となるため を満たす。
この問題で使う考え方
- 約数・倍数
- 対偶・背理法による証明
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