大阪公立大学/2025年度/前期
大阪公立大学 2025年 数学 第3問解答・解説
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1問題
自然数 の正の約数の個数を とする。 の正の約数を,小さい順に と表す。したがって である。いま, かつ が満たされているとする。次の問いに答えよ。 問1 かつ を満たす整数 の組をすべて求めよ。 問2 であることを示せ。 問3 であることを示せ。 問4 を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2解答
解答を見る答えはこの解答の中にあります
大阪公立大学 2025年度 数学 第3問
は の最小の正の約数のうち1より大きいものなので、素数である。実際、もし合成数なら、その素因数も の1より大きく より小さい約数となり、最小性に反する。
問1
、、 とおくと、条件は正整数について となる。積が2のべきなので ( は0以上の整数)と書け、、 である。
- のとき、 を調べると、 の場合だけ を満たす。これらは 。 では 、 では なので条件を満たさない。 - のとき 、。 では となり、 では 。いずれも不可。 - のとき 、 なので 。不可。
従って は の2組である。
問2
背理法で とする。与えられた条件は であり、 だから問1より 前者なら より である。ところが なので、6は第5番目の約数より前に現れ、矛盾する。後者なら より であるが、 となり、やはり矛盾する。従って
問3
問2より素数 は奇数であり、 も奇数である。よって全ての約数 は奇数。そこで とおくと、 は正整数で、 と から 。与えられた積の条件を8で割ると は素数なので、 はそれぞれ の0以上の整数乗である。指数を小さい順に並べると、3個の相異なる非負整数の和が3となるので、指数は 。従って 、特に だから 。もし なら、3は を満たす の約数となり、 の最小性に反する。奇素数 は3以上なので
問4
問3で得た に を代入すると 従って
**使用解法:** 素因数分解による指数の分類、問1の整数解を用いた場合分け、約数の順序と最小性による矛盾。
**issues:** なし。
この問題で使う考え方
- 約数・倍数
- 対偶・背理法による証明
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