a=CA, b=CB, d=CD とおくと、∣a∣2=5, ∣b∣2=4, ∣d∣2=x2 である。また、DA=a−d, DB=b−d である。
(1) 条件 DA⋅DB=CA⋅CB を展開すると (a−d)⋅(b−d)=a⋅bしたがってa⋅d+b⋅d=x2. 一方、AB⋅CD=0 より (b−a)⋅d=0、したがって a⋅d=b⋅d である。よって両方とも x2/2 となるから ∣DA∣2=∣a−d∣2=5+x2−22x2=5,∣DB∣2=∣b−d∣2=4+x2−22x2=4. 従って ∣DA∣=5, ∣DB∣=2。
(2) △BCD の辺の長さは BC=BD=2, CD=x である。(1)の結果と三角形の成立条件から 0<x<4 を得る。逆に、0<x<4 を任意にとり、互いに直交する単位ベクトル e1,e2,e3 を用いて d=xe3,a=5−4x2e1+2xe3,b=4−4x2e2+2xe3 と定める。これらは ∣a∣=5, ∣b∣=2, ∣d∣=x を満たし、a⋅d=b⋅d=x2/2, a⋅b=x2/4 である。従って二つの内積条件が成り立つ。また、a,b,d は一次独立であり、4点は同一平面上にない。よって範囲内の各 x が実現する。
(3) d/x を CD 方向の単位ベクトルとすると、(1)より a と b の CD 方向の成分はともに x/2 である。よって A,B から直線 CD までの距離は、それぞれ 5−x2/4, 4−x2/4 となる。したがって S(x)=2x(5−4x2+4−4x2). y=x2 (0<y<16) とおくと、4S=y(20−y)+y(16−y) である。右辺を T(y) とすると T′(y)=y1(20−y10−y+16−y8−y). 0<y≦8 では T′(y)>0、10≦y<16 では T′(y)<0 である。8<y<10 で T′(y)=0 となる条件は 20−y10−y=16−yy−8. 両辺は正なので二乗してよく、整理すると (10−y)2(16−y)=(y−8)2(20−y)すなわち36y=320. 従って唯一の停留点は y=80/9 であり、そこで増加から減少に変わる。よって S は x=80/9=45/3 で最大となる。
(4) AB が平面 BCD に垂直であるから AB⋅BC=0。従って (b−a)⋅b=0 より a⋅b=4、したがって AB2=∣b−a∣2=∣b∣2+∣a∣2−2a⋅b=4+5−8=1. 四面体の高さは AB=1 である。底面 BCD の面積は、b⋅d=x2/2 を用いて [BCD]=21∣b∣2∣d∣2−(b⋅d)2=4x16−x2. x=45/3 を代入すると [BCD]=85/9 だから、体積は 31[BCD]⋅AB=31⋅985⋅1=2785.