第I問
1)(a) 素因数分解すると 2024=8⋅253=23⋅11⋅23. したがって正の約数の個数は (3+1)(1+1)(1+1)=16.
1)(b) 約数の総和は各素因数の指数を選ぶ和の積より (1+2+22+23)(1+11)(1+23)=15⋅12⋅24=4320.
2)(a) 各試合の勝敗は独立にAまたはBが確率 1/2 で勝つ。4試合目で初めて優勝が決まるには、4試合すべて同じ方が勝つ必要がある。よって 2(21)4=81.
2)(b) 6試合目で優勝する者は、最初の5試合でちょうど3勝し、6試合目にも勝つ。最初の5試合における勝者の選び方は (35) 通りで、最終勝者はA,Bの2通り。全6試合の勝敗列は 26 通りだから 262(35)=6420=165.
3)(a) a=OA、b=OB、c=OC とおく。c=−a−b なので 36=∣c∣2=∣a+b∣2=25+16+2a⋅b. 従って OA⋅OB=−25.
3)(b) θ=∠AOB とすると cosθ=∣a∣∣b∣a⋅b=5⋅4−5/2=−81. 三角形の内積は退化していないので 0<θ<π、よって sinθ=1−cos2θ=837,[OAB]=21⋅5⋅4⋅837=4157. a+b+c=0 より O は △ABC の重心である。重心は三角形を同面積の3つの三角形に分けるので [ABC]=3[OAB]=4457.
4) a>0 より分母 (x2+a)3/2 は常に正であり、 f′(x)=x2+ax−(x2+a)3/2x=(x2+a)3/2x(x2+a−1). 臨界点が x=0 のほかに存在するのは 0<a<1 のときで、そのとき r=1−a>0 とおくと、導関数の符号は x<−r:−,−r<x<0:+,0<x<r:−,x>r:+ の順である。従って x=0 で極大、x=±r で極小となる。極値は f(0)=a+a1,f(±r)=1+1=2. a≧1 では x2+a−1≧0 となり、f′ は x<0 で負、x>0 で正なので極大値をもたない。よって条件は 0<a<1 である。
1)(a) 16,1)(b) 4320,2)(a) 81,2)(b) 165,3)(a) −25,3)(b) 4457,4)(a) x(x2+a−1),4)(b) 1,4)(c) a+a1,4)(d) 2 検算:23⋅11⋅23=2024。第2問(b)では優勝者が最初の5試合に3勝、相手が2勝するため途中終了しない。第3問(a)を戻すと ∣a+b∣2=41−5=36。第3問(b)は cosθ=−1/8 から 0<sinθ<1 と面積の正値を確認。第4問で 0<a<1 のとき f(0)>2 かつ導関数が x=0 で +→− と変わる。