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佐賀大学/2025年度/前期

佐賀大学 2025年 数学 第2問解答・解説

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1問題

佐賀大学2025年度第2問

OO を原点とする座標空間上に3点 A(1,0,0)A(1,0,0),B(0,2,0)B(0,2,0),C(0,0,1)C(0,0,1) をとり,点 CC を中心とする半径1の球面を SS とする。点 PP が SS 上を動くとき,次の問に答えよ。

(1) 球面 SS の方程式を求めよ。

(2) 点 Q(a,b,c)Q(a,b,c) は,点 PP のとり方によらず,AP→⋅BP→−OQ→⋅CP→=2\overrightarrow{AP}\cdot\overrightarrow{BP}-\overrightarrow{OQ}\cdot\overrightarrow{CP}=2 を満たすとする。定数 a,b,ca,b,c の値を求めよ。

(3) 点 PP が SS 上を動くときの,AP→⋅BP→\overrightarrow{AP}\cdot\overrightarrow{BP} と AP2+BP2AP^2+BP^2 の最大値をそれぞれ求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    x2+y2+(z−1)2=1x^2+y^2+(z-1)^2=1
  • (2)
    a=−1,b=−2,c=2a=−1, b=−2, c=2
  • (3)
    max⁡(AP⋅BP)=5;max⁡(AP2+BP2)=15\displaystyle \max(AP\cdot BP)=5;\quad\max(AP^2+BP^2)=15

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 球面Sは中心C(0,0,1)、半径1だから、中心からの距離の式より x2+y2+(z−1)2=1x^2+y^2+(z-1)^2=1。

(2) P=(x,y,z) とする。(1)から x²+y²+z²=2z。したがって AP·BP=(x−1)x+y(y−2)+z²=2z−x−2y。一方 OQ=(a,b,c)、CP=(x,y,z−1) より OQ·CP=ax+by+c(z−1)。差が2になる条件は、球面上の全てのPについて (−1−a)x+(−2−b)y+(2−c)z+c=2。球面上にC±(1,0,0), C±(0,1,0), C±(0,0,1) の6点がある。各±の値がどちらも2なので、対応する座標係数はそれぞれ0。よって −1−a=0, −2−b=0, 2−c=0。定数項も2である必要があり c=2。したがって a=−1, b=−2, c=2a=-1,\ b=-2,\ c=2。この値を代入すると左辺は球面上で恒等的に2となり、必要性と十分性の両方が分かる。

(3) X=(x,y,z−1) と置けば (1)から |X|=1。AP·BP=2+(-1,-2,2)·X なので、内積の不等式から最大値は 2+1+4+4=52+\sqrt{1+4+4}=5。等号は X=(-1,-2,2)/3 で成立する。また AP²+BP²=4z−2x−4y+5=9+(-2,-4,4)·X。よって最大値は 9+4+16+16=159+\sqrt{4+16+16}=15。等号条件 X=(-2,-4,4)/6 は先ほどと同じ単位ベクトルなので、両最大値とも実際に球面上で達成する。

この問題で使う考え方

  • 球面の方程式
  • 位置ベクトルの内積計算
  • 係数比較
  • 単位ベクトルへの内積評価

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