(1) 被積分関数の差は (3x+2)2−(3x−2)2=4(3x)(2)=24x である。したがって ∫02/3(3x+2)2dx−∫02/3(3x−2)2dx=24∫02/3xdx=12(32)2=316. よって、アは 316 である。
(2) 分子を展開すると 21(1+h)3−25(1+h)2+516(1+h)−56=21(1+3h+3h2+h3)−25(1+2h+h2)+516(1+h)−56=−103h−h2+21h3. よって、h=0 で分子を h で割った式は −103−h+21h2 となるから、極限は −103 である。
(3) まず、最初の二直線の交点を求める。第一式を3倍して第二式を引くと 10y=2 より y=51、したがって x=53 である。第三直線がこの点を通る条件は 53m+51n=1,3m+n=5 である。したがって n=5−3m であり、1≦m+n≦10 は 1≦5−2m≦10 と同値である。m は整数なので −2≦m≦2、該当する組は (m,n)=(−2,11), (−1,8), (0,5), (1,2), (2,−1) の5組である。よって、ウは5である。
(4) 0≦θ≦2π では sinθ+cosθ>0 であり、 (sinθ+cosθ)2=1+2sinθcosθ=1+sin2θ≦2 だから最大値は 2 以下である。θ=4π で等号となる。また sinθcosθ≧0 より (sinθ+cosθ)2≧1 であり、端点 θ=0,2π で値1をとる。よって最大値は 2、最小値は1である。
(5) 赤玉を r 個とする。戻さずに2個取り出してともに赤玉となる確率は 11r⋅10r−1=5528 である。これを整理すると r(r−1)=56、すなわち (r−8)(r+7)=0 となる。r は0以上11以下の整数なので r=8 である。
(6) H=A+t(B−A)=(1−t,2t,0) とおくと、B−A=(−1,2,0) である。CH⊥AB より (C−H)⋅(B−A)=(t−1,−2t,3)⋅(−1,2,0)=1−5t=0, したがって t=51、H=(54,52,0) となる。よって OH=(54)2+(52)2=52,OC=3. OH は xy 平面上、OC は z 軸上にあるので OH⊥OC である。直角三角形 OHC において、θ=∠OHC だから tanθ=OHOC=2/53=235.
(7) u=a+3b、v=a−4b とおくと、∣u∣=∣v∣=1 である。また b=7u−v,a=74u+3v,a+b=75u+2v. u,v のなす角を ϕ とすれば ∣a+b∣2=4925∣u∣2+4∣v∣2+20u⋅v=4929+20cosϕ. −1≦cosϕ≦1 より 499≦∣a+b∣2≦1 である。上端は u=v、下端は u=−v のときに実現する。これらの単位ベクトルを選んだときも上の逆変換で条件を満たす a,b が得られる。したがって最大値は1、最小値は 73 である。