本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

東京医科大学/2024年度/一般

東京医科大学 2024年 数学 第4問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

東京医科大学2024年度第4問

解答上の共通注意:問題文中のア、イウなどの空欄には特に指示のない限り整数値が入る。ア、イ、ウ、…の一つ一つは符号(−)または数字(0〜9)のいずれか一つに対応する。分数形で解答する場合はそれ以上約分できない形とし、分数の符号は分子につける。

第4問 ス、セの解答は該当する解答群から最も適当なものをそれぞれ1つずつ選べ。

f(x)=x4+ax3+bx2+cx+df(x)=x^4+ax^3+bx^2+cx+dとし、曲線y=f(x)y=f(x)をCCとする。ただし、a,b,c,da,b,c,dは実数の定数である。CCは、xx軸とx=−2,1x=-2,1において接している。CCとxx軸によって囲まれた部分をDDとする。

(1) a=ア,b=イウ,c=エオ,d=カa=\boxed{\text{ア}},\quad b=\boxed{\text{イウ}},\quad c=\boxed{\text{エオ}},\quad d=\boxed{\text{カ}}である。

(2) ∫−21(x+2)(x−1)7 dx=キクケコサシ\displaystyle \int_{-2}^{1}(x+2)(x-1)^7\,dx=\frac{\boxed{\text{キクケコサ}}}{\boxed{\text{シ}}}である。

(3) 正の整数p,qp,qに対し、∫−21(x+2)p+1(x−1)q dx=スセ∫−21(x+2)p(x−1)q+1 dx\displaystyle \int_{-2}^{1}(x+2)^{p+1}(x-1)^q\,dx=\frac{\boxed{\text{ス}}}{\boxed{\text{セ}}}\int_{-2}^{1}(x+2)^p(x-1)^{q+1}\,dxが成り立つ。

(4) DDをxx軸の周りに1回転して得られる立体の体積はソタチツテトπ\displaystyle \frac{\boxed{\text{ソタチツ}}}{\boxed{\text{テト}}}\piである。

【スの解答群】⓪ p+1p+1、① p+2p+2、② qq、③ q+1q+1、④ 11、⑤ −(p+1)-(p+1)、⑥ −(p+2)-(p+2)、⑦ −q-q、⑧ −(q+1)-(q+1)、⑨ −1-1。

【セの解答群】⓪ pp、① p+1p+1、② p+2p+2、③ 2p+12p+1、④ 2p2p、⑤ qq、⑥ q+1q+1、⑦ q+2q+2、⑧ 2q+12q+1、⑨ 2q2q。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

接点条件を重解に置き換えて多項式を定め、定積分は置換、積の微分、部分積分の関係で計算した。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) a=2, b=−3, c=−4, d=4(1)\space{}a=2,\space{}b=-3,\space{}c=-4,\space{}d=4
    (2) −21878\displaystyle (2)\space{}-\dfrac{2187}{8}
    (3) ス=−(p+1), =-(p+1),\space{} セ=q+1 (=q+1\space{}(選択肢⑤,⑥)
    (4) 218770π\displaystyle (4)\space{}\dfrac{2187}{70}\pi

4解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) x=−2,1x=-2,1 で xx 軸に接するので、f(−2)=f′(−2)=f(1)=f′(1)=0f(-2)=f'(-2)=f(1)=f'(1)=0 である。したがって (x+2)2(x+2)^2 と (x−1)2(x-1)^2 が因数となる。ff は最高次の係数が1である4次多項式なので f(x)=(x+2)2(x−1)2=(x2+x−2)2=x4+2x3−3x2−4x+4.f(x)=(x+2)^2(x-1)^2=(x^2+x-2)^2=x^4+2x^3-3x^2-4x+4. よって a=2, b=−3, c=−4, d=4a=2,\ b=-3,\ c=-4,\ d=4。

(2) u=x−1u=x-1 とおくと積分範囲は −3≦u≦0-3\le u\le0、x+2=u+3x+2=u+3 だから、 ∫−21(x+2)(x−1)7 dx=∫−30(u+3)u7 du=[u99+3u88]−30=−21878.\displaystyle \int_{-2}^{1}(x+2)(x-1)^7\,dx =\int_{-3}^{0}(u+3)u^7\,du =\left[\frac{u^9}{9}+\frac{3u^8}{8}\right]_{-3}^{0} =-\frac{2187}{8}.

(3) F(x)=(x+2)p+1(x−1)q+1F(x)=(x+2)^{p+1}(x-1)^{q+1} とおく。p,qp,q は正の整数なので F(−2)=F(1)=0F(-2)=F(1)=0 であり、積の微分から F′(x)=(p+1)(x+2)p(x−1)q+1+(q+1)(x+2)p+1(x−1)q.F'(x)=(p+1)(x+2)^p(x-1)^{q+1}+(q+1)(x+2)^{p+1}(x-1)^q. これを −2-2 から 11 まで積分すると 0=(p+1)∫−21(x+2)p(x−1)q+1 dx+(q+1)∫−21(x+2)p+1(x−1)q dx.\displaystyle 0=(p+1)\int_{-2}^{1}(x+2)^p(x-1)^{q+1}\,dx+(q+1)\int_{-2}^{1}(x+2)^{p+1}(x-1)^q\,dx. したがって後者の積分は前者の −p+1q+1\displaystyle -\frac{p+1}{q+1} 倍である。解答群では ス=−(p+1)\text{ス}=-(p+1)、セ=q+1\text{セ}=q+1、すなわち⑤、⑥を選ぶ。

(4) (1) より f(x)=(x+2)2(x−1)2≧0f(x)=(x+2)^2(x-1)^2\ge0 で、囲まれた部分は −2≦x≦1-2\le x\le1 にある。xx 軸のまわりの回転体の体積は V=π∫−21f(x)2 dx=π∫−21(x+2)4(x−1)4 dx.\displaystyle V=\pi\int_{-2}^{1}f(x)^2\,dx=\pi\int_{-2}^{1}(x+2)^4(x-1)^4\,dx. t=(x+2)/3t=(x+2)/3 とおくと x+2=3t, x−1=−3(1−t), dx=3dtx+2=3t,\ x-1=-3(1-t),\ dx=3dt より ∫−21(x+2)4(x−1)4 dx=39∫01t4(1−t)4 dt.\displaystyle \int_{-2}^{1}(x+2)^4(x-1)^4\,dx=3^9\int_0^1t^4(1-t)^4\,dt. ここで Im,n=∫01tm(1−t)n dt\displaystyle I_{m,n}=\int_0^1t^m(1-t)^n\,dt とおく。m≧1m\ge1 に対して tm(1−t)n+1t^m(1-t)^{n+1} の導関数を積分すると、端点でこの式が0になるので Im,n=mn+1Im−1,n+1.\displaystyle I_{m,n}=\frac{m}{n+1}I_{m-1,n+1}. これを4回用い、I0,8=1/9I_{0,8}=1/9 を使えば I4,4=45⋅36⋅27⋅18⋅19=1630.\displaystyle I_{4,4}=\frac45\cdot\frac36\cdot\frac27\cdot\frac18\cdot\frac19=\frac1{630}. したがって V=π39630=218770π.\displaystyle V=\pi\frac{3^9}{630}=\frac{2187}{70}\pi.

この問題で使う考え方

  • 多項式の導関数
  • 剰余・因数定理
  • 定積分
  • 積の微分
  • 不定積分・定積分の性質
  • 置換積分法
  • 定積分による体積

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。